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五条side
おっあの、後ろ姿は
五条「なーおやちゃん♡あーそびーましょ」
直哉「・・・」
そう言って自分より下にある体にギュッと抱きつきながら相手の反応をみる。振り返った直哉の顔は汚物を見るような目で俺を見ていた
直哉「離しーや、何で毎度毎度オレに絡んでくるん?寂しん坊なんか?五条の坊っちゃん」
直哉はそう言って猫目を細めて傑のような胡散臭い顔で笑いながら汚いモノを摘むかのように自分の体にまわされた腕を払う
五条「お前、性格悪いから友達いないと思ってこの俺が直々に遊んでやるつってんだ」
直哉「悟くんに言われたく無いわ、悟くんこそ友達おらんやろ。それに、君と友達なるくらいなら1人でええわ」
そう言って直哉は俺からさっさと離れていった
硝子「ぷぷーダセー五条フラれてやんの」
夏油「強引な男は嫌われるよ悟」
そう言って傑と硝子が背後から出てきた
五条「うっせー、今回は俺が見逃してやったの あんまり虐めるとアイツ泣いちゃうから」
夏油「よくいうよ」
硝子「いつも相手にしてもらってない癖に」
五条「(怒)」
コイツらは俺の同級生達。毎日俺のことをクズクズ言ってくる。俺のどこがクズだよどこからどう見てもGLGだろ
ってかそれより
五条「細すぎんだろ」
夏油・硝子「?」
五条「アイツちゃんと飯食ってんの?細すぎてビビったんだけど」
夏油「だから、珍しく追いかけもせず逃したのか」
家入「直哉見た目通り細いだろ。逆に太ってると思ってたのかよ」
五条「ちげーよ なんて言うか、まじ細いんだってちょっと強く掴んだらすぐ折れそうなくらい」
抱きついた時の感触を思い出す。いつも着物で隠れている体格は思ったよりかなり華奢で驚いた
それにほんのりいい匂いがしてドキッてした
直哉の分際でムカつく
普段から俺を追いかけ回して攻撃していたが、あんな体のどこにそんな力があったんだ
仕方がねぇから俺がアイツをもっとガッシリとした男に育ててやろーじゃねぇーか
そうしたら、あの女みたいな直哉も幾分か男らしくなるだろ
夏油「また、変なこと企んでるね」
家入「こんな奴に気に入られた直哉が可哀想。いや、クズ同士だから惹かれ合うのか?」
俺の後ろで失礼な会話が聞こえるがそれを無視してまたお目当ての後ろ姿を探と思いの外すぐ見つかった
五条「なーおーやーくーん」
俺の声に振り返った直哉は間髪入れず逃げ出す
やっぱ直哉虐めんの楽しー☆
俺はルンルンで逃げていった直哉を追いかけた
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ウジン(プロフ) - コノハさん» ありがとうございます!頑張ります!! (2021年3月24日 10時) (レス) id: f3dee7ce1e (このIDを非表示/違反報告)
ウジン(プロフ) - 夜さん» そうなんです!!別の小説でも宝石眼設定してて!ほんと好きなんです!ある姫 アーティ可愛いですよね^ ^ (2021年3月24日 0時) (レス) id: f3dee7ce1e (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 宝石眼ってある姫(省略)のですか? (2021年3月23日 23時) (レス) id: ab019124cf (このIDを非表示/違反報告)
コノハ - すっごい面白いです!夢主居ない小説珍しくて新鮮でした!これからも頑張ってください(*´ω`) (2021年3月22日 18時) (レス) id: 54f7813685 (このIDを非表示/違反報告)
たまごさん(プロフ) - 面白いのでもっと伸びてほしいです…。直哉くんなかなかにいい性格しててすごい好きなので、こういう作品待ってました!!作ってくださりありがとうございます!!!更新はご自身のペースで頑張ってください! (2021年3月20日 1時) (レス) id: e48596db7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ウジン | 作成日時:2021年3月19日 20時