ストロベリー・ナイトメア

#紫の吸蜜と塔 ページ4

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ペロッ『っ…ふ、ぁっ』


舌を大きく這わせられ、思わず声が出た


な)ん、ぁ…っ、んっ、ちゅううぅっ

ビクッ『んぁ、っ』


いきなり強く吸い付かれた
てか、今の絶対跡ついたでしょ


『ちょっ、と…今絶対跡ついた』

な)っふぅ…うん、ついたね

『ついたねじゃなくて、…ちょ、誰か鏡』

ジ)ほいほい


適当な返事をしたと思ったら、拍手をする様に手と手を合わせ、そこからゆっくりと開いていくと手と手の間が鏡になっていた

やはり便利である

ジェルの方に寄り、自分の首元を見ると見事に真っ赤な跡がついていた


『…ひどい。一言も言わないで付けるなんて……』

な)え。ぁ、ご、ごm_『嫌いになったかも』_えっ…


めっちゃ傷ついてる…w ちょっと面白いw


な)や、あの……すみません…

『……』

な)っ、ゆ、許して下さい…っ

『じゃあ今日の姫教育無しね？』

な)……はい。


よし、これで今日の姫教育 も なしだな。
となると、一気に暇になるんだよなぁ…なにしよ。

ん〜…今日は風に吹かれたい気分……あ、久々にあの塔でも登ろうかな

そうとなればパジャマから着替える為、一度部屋に戻ろう


る)じゃ、今日は何をするか決まりました？

『うん、塔に登る』

莉)久々だね！俺も行く！！

な)よし！みんなで行こっか！

『じゃ、着替えてくるね』

こ)はーい


今日は何を着ようかな、……アレかな？

部屋に着き、クローゼを開けて、思いついたドレスを手に取り、早々と着替えていく

青を基調とした足首までのワンピース
私が持ってる中で一番地味で動きやすい

髪は……下ろしたままでいいや

さ、塔に向かおう

城の端っこの階段から登る塔
そこは、小さい頃、パパとママに怒られた時、勢いで駆け込んだ場所だ

あの時見た景色は今でも覚えてる

早く見たいな……なんて思ってると、すぐに塔の下の階段についた


そこにはもうあの６人が来ていた


『主人を放って先に行くなんて、薄情ね』


少し意地悪を言ってみた


さ)莉犬が早く行こって俺達を巻き添えにしたんです

莉)えぇっ！？

る)さとみくんの言う通りです

こ)ぶっwそwその通りですww

莉)なんでぇえっww

『莉犬ひどーい』スタスタ


なんか言ってるわ。なんて思いながら階段を登る


莉)姫様までえぇ…

な)莉犬くん……………………見捨てられたねwwww

莉)なーくんっ！？！？

全)www


面白いなぁww



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