#２ ページ14
.
無事転送できた
さ)姫さん、痛いです…
『お前が悪い』
さ)致し方ありませんでした
『許さない』
さ)正直言ってドキドキしたっしょ
『ななもり』
な)はい_さ)待って、俺絶命しちゃう
自業自得だ大馬鹿者
フンッと顔を背け、改めて辺りを見渡した
森…の、ここは一体どの辺りなのだろう
暗すぎて何も見えない
すると、ポッと火が灯った
る)ふふ、これくらいは出来ますから
『でもお前、蜜が…』
る)後でもらいますから、今は莉犬から順番にあげて下さい
莉)え、い、いいの？
る)だって莉犬、ハイレベルな魔法使ったらすぐに蜜不足になるじゃないですか
莉)で、でm_る)それにさっきコケてたし
莉)かっ、返す言葉がございません…
る)それで良いんです
るぅとは丸め込むのがうまい
よし、さっさと全員分…さとみ以外に蜜をあげよう
『ほら、莉犬。おいで』
莉犬に近づき、両手を伸ばした
それに応えるかのように腰に腕を回し、私の首元の髪を少しかき上げた
莉)し、失礼します…
そう言うと、あいた首元に唇をつけた
莉)ん…ﾍﾟﾛｯ
莉犬の舌が熱くて、冷えた体にとっては…気持ち良い
…なんか変態みたい
莉)ﾍﾟﾛｯ、ん、はむっ、ﾚﾛﾚﾛｯ
ﾋﾞｸｯ『ぁっ…、んっ』
溶けてしまうのではと思うくらい舌を這わしてくる
莉)ん、ﾍﾟﾛｯ、はっ、ﾚﾛｯ_グイッ
強く舌を這わされたと思ったら、顔を上に向けられた
『なっ、_ちゅううぅっ_あっ、くぁ、っ』
晒された喉に、強く吸い付かれた
莉)ん、っはぁ、…ふぅ…ありがとうございました、回復しました
『そ、それは良かった…』
こっちは心臓が窮屈だったわ…
こ)じゃあ次僕
ジ)えー、俺やろー
『なにバトってんのよ』
な)待って、ここで蜜の大量摂取はダメ
さ)ですね。もし今ここに姫様に倒れられたら俺らは回復の術をなくす
な)だから回復した さとみくんと莉犬くんが仕切って、まずはどこか安全なところまで行こう。その途中、タイミングがあれば順番に蜜の摂取
さる莉)はい
ジ)はぁい
こ)えぇえ〜…はぁい
『どんまい………ふっw』
ジ)笑うなやw
る)まだまだ子供ですね、ジェルくんwころちゃんw
ジこ)お前の方が年下だろっ！？
な)さ、行くよ〜
ジこ)スルーされたあぁぁっ！！
『うるさいわよ』
ジこ)(´・ω・｀)
な)莉犬くんは無理しないで良いからね、姫の安全第一だから、自分を追い込まないように！
『人のこと言えないだろ…』ボソッ
莉)はい！頑張ります！
ななもりーぬの関係はなんだか微笑ましい
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 323人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さざんか(プロフ) - すずなさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます🥲✨なかなか創作意欲が沸かなくて放置していたのですが、自分で書いた物語は忘れられないのもあり、現執筆が落ち着いたらまた進めたいと思います。良いきっかけをありがとうございます！ (2022年8月1日 18時) (
レス) @page23 id: 582aff8f8e (このIDを非表示/違反報告)
すずな - こちらの小説は、私が占ツクの世界に初めて足を踏み入れた際に読ませて頂きました。世界観、表現共に大好きです！！ (2022年7月31日 11時) (レス) @page23 id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
あみてぃー*(プロフ) - あ、最高です…更新楽しみにしてます！ (2020年12月31日 8時) (レス) id: 44dafb3df2 (このIDを非表示/違反報告)
ねこじゃ - この小説好きです！更新頑張ってください (2020年12月22日 1時) (レス) id: abb7364bda (このIDを非表示/違反報告)
くらげ@亀更新(プロフ) - この作品も好きです！てか全部好きです！！更新楽しみにしてます…！ (2020年8月3日 21時) (レス) id: 3b0784c8a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さざんか | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/madotoku1/
作成日時：2019年11月1日 23時
