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マリオネット ページ12

「オレの名はうずまきナルトだ!!

てめーらにゃあ負けねーぞ!!!」


『っ!!』


…び、びっくりした…


……ちょっと、自分の世界に入りすぎてた…


ナルト「分かったかーー!!!」



そう言って満足そうなナルト。

話が全く見えないんだけど…



まあ、いっか。



シカマル「……てめーらにゃ負けねーぞってか…

言うねェ〜!」


『めっちゃ目立ってんね』


シカマル「あのバカだきゃー、一瞬にして周り敵だらけにしやがって……」



サクラ「なにふいてんのよアンタ!!!」


この後ナルトはサクラにめっちゃ怒鳴られてた。




『……』

何かこっち来てる…


バッ!と飛び出してきたのは音隠れのやつ。

空中からカブトに向かって2本のクナイを投げる。


カブトはそれを避け、後ろに下がった。
足下に刺さるクナイ。



それを見届けて顔を上げると、顔に包帯を巻いたもう一人の音隠れの忍が目の前に居た。


右腕をカブトに向けて振るう。

それを間一髪で避けたカブト。


…避けたはず…なのに。


ーーーピシィ…


『!!』


眼鏡が割れた…


どういうこと?



サスケ「どういうことだ…

かわしたはずだ。なぜ眼鏡が…」


シカマル「鼻先をかすめたんだろ

けっ…いきがってるからだよ、あのクソ…」



…そうなのかな…


すると、いきなりカブトが地面に崩れ落ちた。



カブト「うえぇっ!」


ナルト「あ!吐いたァ!?」

サクラ「カ…カブトさん?」


ボタボタッと地面に落ちる吐しゃ物。


「フン」

してやった顔の音隠れ3人組。


ちょっとムカつくぜ…




ナルト「カブトの兄ちゃん!」

サクラ「大丈夫!?」


…今はそれどころじゃない、か…



『あー…ちょっと見せて?』


ナルト「A…!」


指先にチャクラを集中させて、カブトの身体を診る。


……なんとか持ち合わせの薬で対処出来そう。

鼓膜以外は。


鼓膜敗れてるのは後で病院行って貰わないとなぁ…


ナルト「どっ、どうなんだ?大丈夫なのか?」


『んー?うん、大丈夫だよー。

ハイ、カブトさんこれ飲んでね〜』


一瞬、どういうつもりだ、という目で見られたけどまあ、ちゃんと飲んでくれたしいっか。



「…まさか医療忍者がいるとは…

……でも、大したことないんだなぁ
4年も受験してるベテランのくせに…

アンタの札に書いときな。

音隠れ3名中忍確実ってな」



言い終わると、黒板の前に突然現れた巨大な煙幕。



次から次へと…

一体なんなの…

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syunra(プロフ) - 読ませていただきました!いやァ、面白いですね!続きが気になります!頑張ってください! (2018年1月2日 19時) (レス) id: 6a18c3cf9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華威 緋羅 | 作者ホームページ:ht  
作成日時:2017年11月6日 23時

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