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マリオネット ページ11

「おい、君たち!

もう少し静かにした方がいいな…」


どこからかそんな声が聞こえてきた。


なんだ?誰がうるさいって?


カブト「君たちが"忍者学校(アカデミー)"出たてホヤホヤの新人9人だろ」



そなの?

そんな意でナルトたちを見る。


…何も言わない



カブト「かわいい顔してキャッキャッと騒いで…まったく、

ここは遠足じゃないんだよ」


…んー、まあ確かに、危機感は無いよね。この子ら。

平和ボケ代表者的な



いの「なによ〜アンタ?エラそーに!」


カブト「ボクはカブト。それより辺り見てみな」


サクラ「辺り?」



みんなに釣られて、私も辺りを見回す。



……うおっ!睨まれた!

あの人達、殺気隠せないのかしら…


やあねぇ、とちょっとふざけてみる。



カブト「君の後ろ…

あいつらは雨隠れの奴らだ。気が短い。

試験前でみんなピリピリしてる。
どつかれる前に注意しておこうと思ってね」


それより…と、私の方を見られる。


カブト「君は…砂の下忍だよね、木ノ葉の子たちと知り合いなの?」


『ん?うん、昨日会った』


カブト「ふーん…」



計画の趣旨、忘れないでくれよ?と言われているみたいな目だなぁ…

やだなあ、覚えてるよ。


仲良くなっといた方が油断も隙も出来るし内情も探れるし、一石二鳥じゃんよ。


そんな意を含んだ目で二ィ、と笑ってやる。



カブト「ッ、…ま!仕方ないか」


伝わったかな?

そこから試験の説明などを始めたカブト。

それを右から左に聞き流しながら、考える。


…別に、私は木ノ葉崩しとかどうでもいいんだけどさ…

だからといって、イヤイヤ来てるわけでもない。



…自分の力が、世界相手にどれだけ通用するのか。

それが見てみたい。


ただの中忍試験じゃ、各国の下忍としか戦えないけど…

木ノ葉崩しってまでなると、中忍、上忍とも戦える機会が出てくる。



……それに…


腰のポーチに手を置く。



……今回の任務のために、傀儡、いっぱい貰ってきちゃったからなぁ…

安易なものからよく作り込んであるものまで。


どれも昔使ってた、だとか、使いにくかった、だとか、そんな理由でいらなくなったものを集めたらしい。風影様にもらった。


……多分、私のネオを…使ってみろ、ってことかなぁ〜…


人ひとりじゃとても数え切れない量の傀儡が入った巻物。



大丈夫、多分、できるさ。

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syunra(プロフ) - 読ませていただきました!いやァ、面白いですね!続きが気になります!頑張ってください! (2018年1月2日 19時) (レス) id: 6a18c3cf9c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華威 緋羅 | 作者ホームページ:ht  
作成日時:2017年11月6日 23時

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