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五十七コ目 ページ42

貴方side



少し鍛錬してから取りに行くか。



今のところ誰もいない。私は近くにあった竹刀をとり素振りをした。



土方「朝から鍛錬とは、偉いじゃねェか。」



「ひ、土方さん!おはようございます!」



土方さんの急な登場に私は少し驚いた。




「あ、土方さん。今日土方さんの刀を鍛冶屋の方に取りに行ってきますね。」



土方「刀だァ?」




「はい、腕がたつ鍛冶屋に頼んで土方さんの刀を直してもらうよう頼んだのです。」




土方「あぁ、あれか。」




「この鍛錬が終わったらいきます。それまで待っててくださいね。」




土方「ありがとうな。」




「いえいえ、私がすきでやっただけなので。」




すると土方さんも竹刀を持った。




土方「どうだ?手合わせでもするか?」



えー。まじでかー。




「土方さんがその気なら受けてたちます。」




土方「本気で行くぞ。(力量を試してやる)」




「じゃあ、こちらも本気で行かせてもらいます。」




私は構え、相手が動くのを待った。




すると土方さんが先に動いた。




私もつられて動いた。




‥だが、それは土方さんが仕掛けた罠だった。




土方さんは素早く私の攻撃を避け、横に回ってきた。




土方「焦りは禁物だぜ。」




「‥チッ。」




私はつかさず土方さんの攻撃を竹刀で受け止めた。




一撃一撃が重たい。




ならばこっちもっ!




私は土方さんの竹刀を上に上げ払ってから、空いた脇を狙った



が、それも防いだ。



さっきからずっと攻防ばっかりだ。




長い間やっているようにも思える。



「ハァハァ‥」



土方「もう‥ッ息切れかァ!?」




「土方さんもじゃあないですか?!」




話すだけでも苦しい。



これが男女の差‥か。




日頃から走ったりすればよかった。



「うわっ!」




すると私は土方さんに足払いされた。




‥チッ。土方さんの竹刀の動きにばっかり目に入っちまってた。




体制を立て直そうとするが前から土方さんの攻撃がきたため無理だった。




‥負けだ。




私は受け身もとらずにそのまま倒れていった




筈だった。




痛みがやってこないので目を開けると目の前には総悟がいた。



沖田「土方さん、やりすぎでさァ。‥立てるかA?」




「あ、うん。ありがとう。」




よっこいせ。

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アラン(プロフ) - 刀剣乱舞のキャラクター、かっこいいよね〜 (2017年3月24日 19時) (レス) id: 26311514b4 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - 獄都事変だ!担当者斬島いいなー。獄都事変斬島好きです。 (2017年3月16日 23時) (レス) id: dcb396dc31 (このIDを非表示/違反報告)
悠夏(プロフ) - ご、獄都事変…だと!?煎餅布団さん、いいですネ!更新ガンバです!!! (2017年3月16日 23時) (レス) id: acb4966279 (このIDを非表示/違反報告)
パック - 私の好きな漫画は、双星の陰陽師っていう漫画です!四巻が少しグロいですが、オモシロイですよ! (2017年3月13日 22時) (レス) id: 46c6119abc (このIDを非表示/違反報告)
雪妃(プロフ) - 初コメです。刀が主を選ぶって面白いですね。これからも頑張って下さい。 (2017年3月13日 6時) (レス) id: 90f29233b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:煎餅布団 | 作成日時:2017年2月28日 17時

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