ＫＺ男子、最”厄”の敵現る！？

帰ってきたよ！にっぽん！！ ページ2

咲彩ｓｉｄｅ

空港を出て、空気を吸う。

『わぁ！久しぶりの日本だぁ！』

そういえば、まだ実家に連絡入れてなかったな。

・・・ま、大丈夫だよねっ！←

『Hey,taxi！』

あ、日本ってわざわざ呼びかけなないんだっけ？

私は呼び止めたタクシーに乗り込んだ。

『〇〇の✕✕まで！お願いしま〜す！』

「はい。了解しました。」

わぁ〜、堅苦しいなぁ。

タクシーに乗ること小１時間。

久しぶりの我が家に到着した。

『ありがとうございました。お釣りはいらないよー。』

「え？」

私はキャリーケースを転がして、インターフォンを鳴らした。

なんか、自分の家なのにね。変な感じ。

母「・・・はい。どなたですか？」

自分の娘だよ！！

『私、咲彩だよ、さ・や！帰ってきたよ〜』

母「咲彩！？」

そうだってば。早く入れてー！

ガチャッと音がして、ようやく中にはいれた。

『ただいまー』

母「お帰りなさい。あなたねぇ、帰ってくるなら連絡ぐらいよこしなさいよ。」

ごめんごめん、忘れてた。←

『は〜い。それより、彩ちゃんは！？』

彩ちゃんとは、私の大好きな双子の姉！

彩ちゃんに会うために帰ってきたんだから！←

母「全く、今何時だと思ってるの？彩ならまだ学校よ。」

あ・・・・。←

ええ〜！！！せっかく帰ってきたのに、１番に彩ちゃんに会えないなんて・・・(泣)

母「それより咲彩。あなたの学校はどうするの？」

『彩ちゃんとおんなじとこ！それ以外ありえない！！！』←

私は即答。

母「ああ、浜田ね。それでいいなら早いわ。
手を洗ってらっしゃい。ちょうどね、裕樹が一人暮らしを始めたから、部屋が余ってるのよ。」

そっかぁ、ゆう兄ぃももう、大学生かぁ。

じゃなくて。

『え！？私、前は彩ちゃんと同じ部屋だったのに！』

母「今は奈子が彩と同じ部屋よ。・・・でも、奈子を一人部屋にしても良いかもしれないわね。
裕樹が使ってた部屋のほうが広いから、そこを彩と咲彩の部屋にしましょ。」

やったぁ！！

母「奈子もそろそろ、少しは自立しても良いかもしれないし。
あの子、可愛いんだけど、甘えがねぇ・・・」

と、ママの小言が始まったので、急いで手を洗いに逃げた。←

彩ちゃん、早く帰ってこないかなぁ。

しゅうめいとは？？？→←まずは設定だよ！

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