異色のエクソシスト 禄

１０９☆そうだね、月 By雪 ページ13

その瞬間

ティキ「アハハハハハハハハハハハハハハハ！」

狂ったように笑うティキに、神無と雪の注意が向いた

神無「ティキ・ミック…？」
雪「ティキさん？」

そして

ティキは

‘拒絶’した

フロア一帯がティキの力でなくなる

ティキ「説教の礼だ エクソシスト」

冷たい表情でティキは言う

ティキ「オレの能力をプレゼントしてやるよ」
アレン「！！」

ゴパッ

アレンは光に包まれた


ヒュッ ヒュッ

箱ごと移動したリナリー達とロードが、下の何らかの塊を見つめる

ロード「だああ〜っ危なかったぁ〜〜〜！」
レロ「あと一秒ロートたまが気づくの遅かったら、レロもこいつらも巻き込まれてたレロ！」

チャオジーがラビに気づき話し掛けるが、依然として反応はない

レロ「ティッキー まじレロ」
ロード「ちょっとぉ〜 ここ壊す気かよぉ〜」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………

真空の影響か物凄い音が鳴り響く

リナ「ロード、これは何？アレンくんはどうしたの！？」

リナリーの問いに、ロードはしゃがんで答えた

ロード「アレンはあの内。あれはちょっとヤバイよ〜」

そしてティキの能力を説明する

その時、チャオジーが神無達がいないことに気づく

チャオ「た、大変ッス！神無さんたちが…っ！」
リナ「神無！雪！」

リナリーが慌てて辺りを見渡すが、神無の姿も雪の姿も見当たらない

リナ「…まさかっ！？」
ロード「そのまさかみたいだね」

ロードが指差す方向は-----

ティキの能力で造られた真空のボールの内だった

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