平凡を求めて媚を売ってたのに何故こうなった。

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机に肘を置きウトウトしている私。


カラフルーズの中で１年５組のお二方。

クリスマスのお二人と同じクラスな私は、担任が入ってくるギリギリまで、お二方の近くに居た女子の近くに居た。




今の授業は数学。

一応数学は得意科目な私。
少しぐらい寝てもいいだろう…。



重い瞼をゆーっくり閉じていく…。

せんせー５分だけで良いからこっち見ないでね。バレるから。




「この問題を銀崎。解いてみろ。」


「ジーザス。」



あ、そっかぁさっきフラグ建てちまったから。

よくあるパターンだよね。



こういう時聞いてなかった生徒に答えが書かれた紙が隣から回ってくる。

という王道ネタ。


隣の男子実行してます。


そして私は気付いた。
隣の男子が書いている答えが若干違うことに！



「分からんのか？」


「ーーーです。」


「…正解だ。座って良いぞ。」



すまん隣の男子クン。

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