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JN「ユンギー、Aちゃん連れてきたよー!」
ソクジンさんに連れられて、CLOSEというプレートの下がったカフェに入れば、材料をクーラーボックスに移しているユンギさんがいた。
YG「ヒョン、ありがとうございます。
Aさん、久しぶり。この前はどうも。」
この前・・・?
あ!!
思い出した途端恥ずかしくなってくる。
ジョングクくんとキスしているところを見られたんだ。
JN「Aちゃん、顔真っ赤!!
この前何があったの?」
『いや、特に・・・何も?』
ユンギさんをキッと睨めば、笑いながらハイハイと返事をしている。
JN「ジョングクは?」
YG「あいつは、バイトとしての義務を放棄したということで、罰として屋台の方で準備させてます。ブツブツと文句を言っていたが。」
ジョングクくんの不貞腐れた顔が目に浮かぶ。
YG「奥の休憩室で下着の上にそこの浴衣を羽織って来い。」
『へ?』
YG「ここで下着姿を俺とヒョンに見られたいならどうぞ。」
『っ!!!
羽織ってきます!』
ハンガーにかかっている浴衣を見れば、赤い生地に白とピンクの可愛い花が散りばめられている。
『可愛い・・・』
JN「似合いそうだね。早く着ておいでよ!」
ソクジンさんに促され、浴衣を持って休憩室へ行き、急いで服を脱いで浴衣を羽織る。
ユンギさん、なんでこんな可愛い浴衣を持っているんだろう?
不思議に思いながら2人の待つ店内へ戻ると、2人とも私の姿を見て微笑む。
JN「うん、やっぱり似合うね!可愛い。」
YG「俺の見立ては合ってたな。」
ユンギさんは手際良く浴衣を着付けてくれる。
近くで見ると、とても白い肌に綺麗な瞳で、かっこいい。
着付けるためとはいえ、この近すぎる距離が恥ずかしくて、俯く。
YG「ほら、できた。」
紫とショッキングピンクのラインの入った白い帯が、浴衣の可愛さを引き立てる。
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ヤンコチペン - コメント失礼します! ここから、ぐく氏たちはどうなっていくのか、気になってきました!笑 素敵な作品をありがとうございます!!応援しています! (2023年4月6日 23時) (レス) @page49 id: 257e9ab930 (このIDを非表示/違反報告)
狐兄弟 凌 - 後々グクたちは離れてしまうのかとかめっちゃ気になります!!くっつきグクさん可愛い!面白かったです (2019年11月2日 9時) (レス) id: 7d3711d128 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - はじめまして^^一気読みさせていただきました!凄く面白いです!一途に想い続けてくれるJKにキュンキュンさせられっぱなしでした(笑)続きも楽しみにお待ちしております!頑張ってください! (2019年10月21日 18時) (レス) id: 3fc92ffbb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆう | 作成日時:2019年10月21日 0時