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TH「守るに決まってるだろ。
俺の大切な人なんだから。」
ひゅー・・・・かっこいい。
なんだ、このヒョン。
いつもの５歳児キャラはどこへいったんだ。
TH「もうすぐここへ来るんだけど。」
JK「ここへ？え、今から会うんですか。急ですね。」
TH「ひひっ。すっごい、可愛いの。
ジョングク、惚れたらダメだよ？」
JK「はいはい。ヒョンの婚約者をとるわけがないでしょ。」
カランコロン・・・・・。
扉の音が静かなカフェに響く。
TH「あ、来た！A〜！！」
ヒョンが嬉しそうに手を振る。
その視線の先を見れば、女性が立っていた。
その女性は俺を見て、目を見開く。
『ジョングク・・・・・・。』
・・・・・・・・・・ああ。
その女性を見た途端、全てのモヤモヤが晴れた。
この人だ。
１年前。
目を覚ました俺が会いに行かないといけなかったのは、会いたかったのは・・・この人だ。
TH「A、いきなり呼び出してごめんね。」
『いや、ちょっと・・・聞いてないんだけど。』
TH「言ってないからね。
俺の婚約者だって伝えたよ。」
『・・・・・・・は？』
TH「そんなに怒んないでよ。
勝手に言ってごめんってば。
Aが来てから言えば良かったね。」
仲良さそうに話す２人。
俺が幽霊だった頃は、ヒョンは別としても、ヌナはヒョンに対してよそよそしかったはず。
こんなに仲良くなったんだ。
俺の知らないところで。
そうか。
婚約者・・・・だもんね。
“ごめんけど、もう俺は譲れない。”
ヒョンは、俺を失ったヌナの傍に居続けたんだ。
あの時、俺に教えてくれれば・・・・。
ヌナのこと、教えてくれていれば、俺はすぐに思い出してヌナに会いに行ったのに。
モヤモヤは晴れたのに、胸の痛さ、苦しさが襲ってくる。
大好きだった。愛していた。
その気持ちは今も変わらないわけで。
それでも、その気持ちを伝えることはできない。
もう、ヌナを抱きしめることも、キスをすることも愛してるって言うこともできない。
ヌナ、俺苦しいです。
なんで、ヌナはヒョンの婚約者なんですか。
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にこ - 伏線？っていう程でもないんやけど((失礼過ぎますごめんなさい)本屋さんとかのんが、『あ、そういうことか！！！』ってなって面白かったです！これからも頑張ってください！応援しています！ (2020年8月13日 22時) (
レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - 千晃さん» コメントありがとうございます！思い出しても、相手を思って我慢するジョングク・・・幸せになって欲しいですね。努力します！ (2020年3月14日 21時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - カナタさん» ありがとうございます！作者的にも２人ともに幸せになって欲しいのです。・・・うう。努力します。 (2020年3月14日 21時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - ぽんぽんさん» 報告、ありがとうございます！！報告嬉しいです！ (2020年3月14日 21時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - パクちーさん» ありがとうございます！深夜にごめんなさい！！切なくしてしまいがちで・・・すみません。 (2020年3月14日 21時) (レス) id: 77e5296d5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年3月1日 22時
