No.157 ページ8
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穢土転生の術でまさかサイの兄さんまで…
カブトって奴は本当に……
デイダラの姿を見ても怒りが込み上げてくる。
こんな事のために蘇らせて、
魂を縛り付けて…許せなかった。
私の大事な人を
『どうして…』
1度ではなく2度までも
こんな思いをしなければならないなんて。
…思わず肩を震わせると、
__トンッ
『!』
不意に肩に手を置かれ、
振り向くとそこには雲隠れの忍…オモイが立っていて。
「不安がってるヒマはねぇ…
オレが絶対許さねぇ!!」
『…!』
そうだった。
私はそれを止める為に居るんだ
…なんとしてでも。
「こりゃ戦争だ!!
綺麗事言ってんじゃねぇぞ!!うん!」
…!始まった!
私も行こうとしたとき。
「お前は待て!」
『!?』
カンクロウに手を引っ張られ足止めを食らった。
何か考えでもあるのだろうか?
「デイダラはアイツに任せる
…オレはサソリを狙う。
お前が出るほどじゃねぇ。見てな」
『…わかった』
静かに頷いてカンクロウの隣に待機した。
デイダラに目を向けると
オモイがデイダラに突っ込んで行ってる。
「テメェ、Aが殺られても同じ事言えるのかよ!?」
「オイラがいる限りアイツは殺られねぇ!!うん!!
もう死んでるけど!」
『……;;;』
一言余計なんだってば…。
オモイがデイダラを切る素振りを見せながら
後ろにいた操られている2人に繋がれているチャクラ糸を切った。
「雲流__裏斬り!!」
騙し斬りの技だ。
そのとき、
「ウォラァァ!!」
『!?』
ちぎれたチャクラ糸…恐らくサソリのものだろう、
その先にカンクロウのチャクラ糸が繋がった。
カンクロウが思いっきり引っ張ると
上から落ちてくる影がひとつ……。
遠目でよく見えないけど、
あれが…サソリ!?
え、なんか腰が曲がってた記憶があるんだけど…
「イッタン上げろ!!」
「よし!!
土遁__地動核!!」
『ギャッ!?』
グラッと地面が揺れたかと思いきや
だんだんと地上に上がっていく。
空を飛んでいたデイダラも
上がってきた地面に激突しているようで
その上にサソリが墜落した。
……。
デイダラにお腹の子のこと…
いつ話そう
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星夏(プロフ) - めっっっっっっちゃくちゃに最高でしたヽ(;▽;)ノめちゃ泣けました。本当に最高以外の言葉がないですm(__)m素敵な作品ありがとうございました!何度も読み返そうと思います(*・ω・)ノ (3月16日 23時) (レス) @page35 id: 5262425516 (このIDを非表示/違反報告)
R - もう本当に素晴らしすぎてなんて言ったらいいか…最高すぎます本当に。ハッピーエンドで良がっだね…ッ!(´;ω;`)最高すぎます、素敵な作品でした!ありがとうございますm(*_ _)m (12月6日 18時) (レス) @page35 id: eba19b90d6 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 続きを書いて欲しいくらい素敵な作品でした (8月27日 13時) (レス) id: 9411f7a30e (このIDを非表示/違反報告)
メイドさん(プロフ) - ミルクコーヒーさん» この作品マジで滝が流れるみたいにガチ泣きした。 (2023年3月15日 11時) (レス) @page35 id: 69b2886171 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - みつさん» 私も書いてる途中うぐっってなってましたwwwコメントありがとうございます(´;ω;`)次回作も頑張りますね!!!!(*`・ω・)ゞ (2023年3月6日 10時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルクコーヒー | 作成日時:2023年2月10日 22時