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No.156 ページ7







こっちを見て顔を顰めたデイダラ…というか、
なんか怒ってない??





鳥に乗って空を飛んでるデイダラの下には
トクマさんとランカさんがいて


恐らく操られているのだろう、
2人は戦闘態勢でこちらを向いている。






「きたねー手使うじゃん」



カンクロウが前に出る。




そういや…
カンクロウは1度デイダラにあった事があるのか。


我愛羅が攫われたとき、
暁の後を追いかけて行ったって聞いてたし。








…するとしばらく黙ってこちらを見ていたデイダラが
ゆっくりと口を開いた。




「テメェら…
Aを呼んだのはオイラ対策か?…うん?」



「フン…どうだろうな」



「…チッ
つかA!!少し離れろ…うん!!」






デイダラ、明らかにカンクロウに敵意を示してる。

対するカンクロウはそんなデイダラを無視。



まるで何かを探すかのようにキョロキョロし始めた。






「サソリ…居るのは分かってる
出てこいよ」




『……!サソリ?』





サソリってデイダラと組んでたあの、
強面で腰の曲がったオジサンだよね?


あの人ともう一度会ってみたかったんだよね…






「ホウ…やっぱ傀儡使いなだけあるな。うん」




「Aの言う通りお前らも奇襲部隊だな。
こうやって奇襲部隊同士カチ合うのは珍しいじゃん」




「へー…そういうカンの鋭いとこ
やっぱ変わってねぇな…A。うん

顔色も相変わらず悪ぃままだが…」




『一言余計だ!!』






アンタが残してったもののおかげでね。
……と今言ってやりたい所だけどやめておく。


それを言ったらせっかく決心できたのに
気持ちが揺らいで戦えなくなりそうだし。








「ここで勝った方が奇襲を成功させられる
この戦争はオイラ達が出始めだ!

ここでの勝利が戦争の流れを決める…うん
オイラ達はぜってー負けねぇ


なぜなら…」






先程サイが踏みつけにした“誰か”が、煙の中からゆっくりと立ち上がろうとしているのが見えた。




あれは…






「なぜなら、不死身って奴だ!!うん!!」





顔を上げたその人の顔には見覚えは無いものの…



__私の横に居たサイの肩が揺れた。





『…サイ?』



「……ッ、」




その人の顔を見たサイの様子が何やらおかしい。

そしてその人がやっと口を開く。




「逃げろ弟よ…
こんな体だ…お前らに勝ち目は無い…!」



「兄さん…!?」






え……。
兄さん??


この人、サイの兄さんなの??









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星夏(プロフ) - めっっっっっっちゃくちゃに最高でしたヽ(;▽;)ノめちゃ泣けました。本当に最高以外の言葉がないですm(__)m素敵な作品ありがとうございました!何度も読み返そうと思います(*・ω・)ノ (3月16日 23時) (レス) @page35 id: 5262425516 (このIDを非表示/違反報告)
R - もう本当に素晴らしすぎてなんて言ったらいいか…最高すぎます本当に。ハッピーエンドで良がっだね…ッ!(´;ω;`)最高すぎます、素敵な作品でした!ありがとうございますm(*_ _)m (12月6日 18時) (レス) @page35 id: eba19b90d6 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きを書いて欲しいくらい素敵な作品でした (8月27日 13時) (レス) id: 9411f7a30e (このIDを非表示/違反報告)
メイドさん(プロフ) - ミルクコーヒーさん» この作品マジで滝が流れるみたいにガチ泣きした。 (2023年3月15日 11時) (レス) @page35 id: 69b2886171 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - みつさん» 私も書いてる途中うぐっってなってましたwwwコメントありがとうございます(´;ω;`)次回作も頑張りますね!!!!(*`・ω・)ゞ (2023年3月6日 10時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルクコーヒー | 作成日時:2023年2月10日 22時

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