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No.180 ページ31









『……、いや、いいよ
さっきまでデイダラと会っていた(・・・・・・・・・・)から』





その時、
その言葉を聞いたオビトが驚いた表情を浮かべた。






「会っていた、だと…まだ夢で会えたのか

そこまでして会いたいのなら
とっととオレたちに協力して

無限月読を完成させれば良かったものを」





見上げれば何かの花の蕾が目に入った。

…もうちょっとで無限月読が完成、ってとこかな…





『そうかもね………でもやっぱり、
偽物のアイツなんか要らないや…私』




「……!?」







顔を上げて、みんなの顔を1人ずつ目に映していく。

少しでも覚えていたいから…






「待て…お前何をする気だ!!」




太い木の枝が私に襲いかかってきた。



目を開いてその木を見つめる。





『 “反鏡” 』



「!?」







私にぶつかる寸前で
弾き返された木の枝。





「A…?」




ナルトが恐る恐る私の名を呼ぶ。







『出来たら覚えてて…私が居たってことを


私の存在を__』







片手で印を結ぶ。






「!?片手の印って…!」


「もしかして、ハクが使ってた…!?」





サスケとナルトは見覚えがあるだろうけど、
でもこの術は氷遁の一族の術とはまた違う。



鏡ってところでは共通してるかもだけど。








『ごめん……、みんな本当にごめん』




「!?」




「その術…
貴様…!!」






遠くでうちはマダラが目を見開いて私を見ている。


この術に気が付いたんだろう。







『___秘術・反廻鏡転生(はんかいきょうてんせい)の術』








印を完成させて唱えると、一気に視界が潰れた。


今ので恐らく目が潰れたんだろう…。
何も見えない。





さっきみんなの顔…

最後に目に焼き付けておいてよかった。








「何したんだってばよ…!?」



「なんで目が…!?…A!!」







『……また会えるって信じてる』









体が揺れているように感じる。






聴覚から始まって、
だんだんと色々な感覚が鈍っていく。










来世では彼とは会わない





私は介入しない。







そう心に決めて





私達の時は巻き戻された。









…あの頃に。











___________
______
___

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星夏(プロフ) - めっっっっっっちゃくちゃに最高でしたヽ(;▽;)ノめちゃ泣けました。本当に最高以外の言葉がないですm(__)m素敵な作品ありがとうございました!何度も読み返そうと思います(*・ω・)ノ (3月16日 23時) (レス) @page35 id: 5262425516 (このIDを非表示/違反報告)
R - もう本当に素晴らしすぎてなんて言ったらいいか…最高すぎます本当に。ハッピーエンドで良がっだね…ッ!(´;ω;`)最高すぎます、素敵な作品でした!ありがとうございますm(*_ _)m (12月6日 18時) (レス) @page35 id: eba19b90d6 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きを書いて欲しいくらい素敵な作品でした (8月27日 13時) (レス) id: 9411f7a30e (このIDを非表示/違反報告)
メイドさん(プロフ) - ミルクコーヒーさん» この作品マジで滝が流れるみたいにガチ泣きした。 (2023年3月15日 11時) (レス) @page35 id: 69b2886171 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - みつさん» 私も書いてる途中うぐっってなってましたwwwコメントありがとうございます(´;ω;`)次回作も頑張りますね!!!!(*`・ω・)ゞ (2023年3月6日 10時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルクコーヒー | 作成日時:2023年2月10日 22時

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