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No.153 ページ4








__『私も参加する』





私が発したその言葉に
みんなが動揺し始めたのが見て取れる。





……あ。



あそこにカカシ発見。




……じゃなくて。





「それはどういう意味の参加だ…?」



恐る恐る我愛羅が尋ねてきた。





『八尾と九尾が手に入らない限り私の目はまだ必要ない

かと言って先に取られる可能性だってある…』





私が話し始めるとザワザワしていたのがあっという間に静かになる。

…ちょっと緊張する。




「だったら尚更だ。
それにその身…お前は参加しない方がいい」



『私の体なら大丈夫。
チャクラ操作でお腹だけは守ってある
…しかもそれは私が死んだとしても継続する。』



「お前……なんでそこまでして、」






五影たちがギョッとした顔で私を見つめてきた。

なんでそこまでってそりゃ……
いろいろと後ろめたい気持ちだってあるし。





『“デイダラ”』



「!」



『知っての通り
私は暁のメンバーの一人と交流があった。

特に砂隠れの人達にとって私は許せない存在だと思う。

あの日我愛羅を倒した
デイダラと関係を持ってたんだし…』





土影や我愛羅、下にいる人々の表情が曇った。



でも想像ではこの時点でかなりブーイングを食らってたと思うんだけど…


我愛羅がその演説とやらで何か言ってくれてたのかな?





私の腹にはそいつとの子がいることは
みんなも知っているだろう。






『穢土転生したデイダラと再開した。
あのとき思いっきり殴ったし…

勝手に死んで私に後ろめたさを感じてるアイツはきっと
余計に私に攻撃が出来ないと思う』




「「「(怖っ……)」」」




『デイダラは遠距離タイプだし…
アイツの役割は恐らく奇襲…敵襲側に回ると思う。

そこを狙う!』





ドヤ顔でそう言い放つと
下にいる何人かがジト目で私の事を見ている気がする…
けど、無視だ無視。うん。





『敵襲には奇襲!
もし奇襲部隊みたいなのがあれば私はそこに入りたい。
1番に接触する可能性があるから…』




「奇襲ならオレたちの部隊だ!」




『……!』





下から声が上がった。

……カンクロウだ。






「でもA
本当に良いのか?」




隣で我愛羅が心配そうに尋ねてくる。





『大丈夫。
もうアイツのせいで誰かが傷つくのは止めたい…

それにこれは私への戒めでもあるの
報いだと思ってる』



「……、」







みんなの表情が更に暗くなった。





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星夏(プロフ) - めっっっっっっちゃくちゃに最高でしたヽ(;▽;)ノめちゃ泣けました。本当に最高以外の言葉がないですm(__)m素敵な作品ありがとうございました!何度も読み返そうと思います(*・ω・)ノ (3月16日 23時) (レス) @page35 id: 5262425516 (このIDを非表示/違反報告)
R - もう本当に素晴らしすぎてなんて言ったらいいか…最高すぎます本当に。ハッピーエンドで良がっだね…ッ!(´;ω;`)最高すぎます、素敵な作品でした!ありがとうございますm(*_ _)m (12月6日 18時) (レス) @page35 id: eba19b90d6 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きを書いて欲しいくらい素敵な作品でした (8月27日 13時) (レス) id: 9411f7a30e (このIDを非表示/違反報告)
メイドさん(プロフ) - ミルクコーヒーさん» この作品マジで滝が流れるみたいにガチ泣きした。 (2023年3月15日 11時) (レス) @page35 id: 69b2886171 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - みつさん» 私も書いてる途中うぐっってなってましたwwwコメントありがとうございます(´;ω;`)次回作も頑張りますね!!!!(*`・ω・)ゞ (2023年3月6日 10時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルクコーヒー | 作成日時:2023年2月10日 22時

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