検索窓
今日:2 hit、昨日:33 hit、合計:14,503 hit

No.172 ページ23










一瞬、ネジを腕に抱き抱え
大声で泣いているリーを目にした。





まるであの時の私みたいだった。

…私の場合は、手元に体は無かったけど。





私の体は勝手に
そんなリーたちの元へと向かった。





「…」


「リーよ…我らがネジの想いを捨てぬ限り
ネジは我々の中で繋がり生きている…!」



『…私もそう思うよ。


アイツが私に言ってくれたんだ
ずっとそばに居るって


今もここに感じてる』





デイダラの指輪が付けられた手で
自身の胸に手を当てた。


彼のチャクラが1番感じられる場所。






「……、

お前らにいい事を教えてやる…
その繋がり(・・・)が今の俺を作ったのだ

それは強い呪いでもあることを知っておけ…!!」




『呪い上等…!むしろ嬉しい気もするよ…
ずっと胸の中にその人がいるって思えて』




「その目でよく言えたものだ!!
黒い目こそその証だ!!

絶望、呪い、憎悪…
それがお前の中に留まる限り
お前はこちら側の人間だ…A」




酷い言い様だな。
でも私は正直いってどちら側の味方でももういい。




『ただ、彼の痕跡を残したくないだけ…
私の命はそれだけの為のもの

この眼も!』





できる事ならもう一度会いたい…



だけど、それは私が死んでからにしよう。





「…呪いだろーが何だろーが
俺は本当のネジ(・・・・・)をここに置いときてぇ!!」






オビトの表情が曇った。





私も、都合よく作られたデイダラには会いたくない。

そんなことをするくらいなら死んで
本物のデイダラに会いたいのだ。






ナルトが九尾の力を渡し終えた所で
みんなが一点に集まった。








シカマルたち奈良の一族が
影で十尾の体をずっと抑えててくれた様だけど

もう限界きているようだ。



「ナルト今のうちだ!!行け!!」







__その瞬間、十尾の手が襲いかかる。





『__“鏡花水月”…』





私の隣に分身ではあるが分身では無い、
もう一人の私が創られた。





みんなが一斉に攻撃する中私も参戦。




「ちょ、Aさん貴方は隠っ……」


『水遁・水断波』






私たちの攻撃はまとまって
十尾の手足を切り落としていく。



そしてナルトが先頭に立ち、後ろを走る忍たちは一斉に十尾へと向かっていった。






「ネジの意思は__!!」




「…!!」




「まだ死んじゃいねぇんだよ!!!」








彼らの攻撃が
オビトとマダラに向かっていく___








No.173→←No.171



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (65 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
129人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

星夏(プロフ) - めっっっっっっちゃくちゃに最高でしたヽ(;▽;)ノめちゃ泣けました。本当に最高以外の言葉がないですm(__)m素敵な作品ありがとうございました!何度も読み返そうと思います(*・ω・)ノ (3月16日 23時) (レス) @page35 id: 5262425516 (このIDを非表示/違反報告)
R - もう本当に素晴らしすぎてなんて言ったらいいか…最高すぎます本当に。ハッピーエンドで良がっだね…ッ!(´;ω;`)最高すぎます、素敵な作品でした!ありがとうございますm(*_ _)m (12月6日 18時) (レス) @page35 id: eba19b90d6 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きを書いて欲しいくらい素敵な作品でした (8月27日 13時) (レス) id: 9411f7a30e (このIDを非表示/違反報告)
メイドさん(プロフ) - ミルクコーヒーさん» この作品マジで滝が流れるみたいにガチ泣きした。 (2023年3月15日 11時) (レス) @page35 id: 69b2886171 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - みつさん» 私も書いてる途中うぐっってなってましたwwwコメントありがとうございます(´;ω;`)次回作も頑張りますね!!!!(*`・ω・)ゞ (2023年3月6日 10時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミルクコーヒー | 作成日時:2023年2月10日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。