Ｎｏ．１７０ ページ21
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「デイダラを失ったあとお前には何が残った？
…絶望と苦しみだけだ
……分かるだろ？A」
「耳を貸すな！！」
…カカシも遠くで叫んでる。
向こうにいるナルトも腕の中で眠るネジのことをじっと見つめてて…
「A…ナルト…この現実に何がある！？
父も母もいない…師の自来也も…
愛した者も…
これから仲間もそうやって次々いなくなる
お前を認める者が存在しない世界
光が存在しない世界だ…なぁ、A？」
『光…』
視界がジワジワと暗くなっていく…黒く、なっていく。
「オビトお前…ッ！」
「カカシ…
コイツを殺せばお前も
俺の気持ちが理解できるだろう」
「……！？」
私を…殺す？
そうすれば私の眼は利用できなくなる？
…いや、私の“死後” この眼を利用するのだ。
「その先に待っているのは
お前らもよく知る最も恐ろしい…＿＿“孤独”だ
現実に居る必要がどこにある？
いい加減こっちへ来い！ナルト…A」
『……私は…』
目を閉じて思い出すあの姿を。
振り向き様に笑って
“ずっと愛してる”って
“ずっとそばに居る”って
私は
『私は…！』
メキメキッ、と痛々しい音を出しながら体を動かす。
この十尾から出るために…！！
『私はあの人の言葉を無駄にしたくない
ずっと、この現実で思い出していたい…！』
夢で会うのももういい。
私はデイダラが言ってた通り、
自分が思ってるより私は強いって事をちゃんと証明して
あの芸術バカを安心させてあげないと。
『痛みには慣れた…
私はみんなを生かす為に生きるの…
それでその後は、彼の元に。』
真っ直ぐトビの目を見つめて言い放つと
勢いよく十尾を蹴って距離を話した。
向こうではヒナタとナルトが向き合って話をしている。
私は…彼らの忍連合軍の最前線へと飛び降りた。
「大丈夫ですか！？Aさん…！」
そんな私の元へサクラが駆け寄ってきてくれた。
『…大丈夫
私も戦わなきゃ』
「…ってAさん、その目…！
その様子であれば精神状態は……。」
メンタルはズタズタ。
蘇ってくるデイダラの笑顔の記憶と
私のお腹にある命のおかげで繋がっていられる。
「そんな状態で戦うってそんな無茶な、」
『無茶しないと…！
私が、壊れてしまう』
忍たちの視線が一斉に私に集まったように感じた。
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星夏(プロフ) - めっっっっっっちゃくちゃに最高でしたヽ(；▽；)ノめちゃ泣けました。本当に最高以外の言葉がないですm(__)m素敵な作品ありがとうございました！何度も読み返そうと思います(*･ω･)ﾉ (3月16日 23時) (
レス) @page35 id: 5262425516 (このIDを非表示/違反報告)
R - もう本当に素晴らしすぎてなんて言ったらいいか…最高すぎます本当に。ハッピーエンドで良がっだね…ッ！(´；ω；｀)最高すぎます、素敵な作品でした！ありがとうございますm(*_ _)m (12月6日 18時) (レス) @page35 id: eba19b90d6 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 続きを書いて欲しいくらい素敵な作品でした (8月27日 13時) (レス) id: 9411f7a30e (このIDを非表示/違反報告)
メイドさん(プロフ) - ミルクコーヒーさん» この作品マジで滝が流れるみたいにガチ泣きした。 (2023年3月15日 11時) (レス) @page35 id: 69b2886171 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - みつさん» 私も書いてる途中うぐっってなってましたwwwコメントありがとうございます(´；ω；｀)次回作も頑張りますね！！！！(*`･ω･)ゞ (2023年3月6日 10時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2023年2月10日 22時
