Ｎｏ．１６６ ページ17
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「まさか眠りから覚めた時には目の色が戻っているとは
計算が狂ったな」
『……、』
いや、目の色は私が倒れるまでずっと黒色だったはず。
戻った理由としては…
デイダラに最後、抱きしめられたから？
それともさっきの夢…？
「さて、A…
最後にデイダラに会えてどうだった？
幸せだったか？」
『…、急に何。』
声的にはトビの声だけど…
いつも仮面で声が籠ってた気がするけど、
今は直に声が聞こえる気がする。
まさか、お面取ってる…？
『＿＿！？え、トビ…？』
「……」
お面が取れている。
でも、その顔どこかで見たことが……
「どうだ？
最も愛するものが自分より先に死に、夢でも現実でも蘇っては何度も別れを告げられる気分は」
『…』
グッ、と唇を噛む。
「A！オビトの言葉に耳を貸すな！！」
『…！カカシ？
ってか、今オビトって…』
オビトって、かつてのカカシの…！
そうだ、思い出した。
あの顔はオビトだ。
幼い頃のオビトの写真を見せてもらったばかりで
詳しいことは分かんないけど
「自分を置いて先逝く彼奴を恨むか？」
『……、』
デイダラの事だよね。
私にそれを言って何がしたいんだろう、この人は…
私とトビの様子を静かに見守るさっきの私の知らない男。
「A！聞くな！！」
『…カカシ、』
噛んでいた唇を離し、ゆっくりと口を開いた。
『そんなこと絶対思わないよ。
私は私が思ってるより強い。
彼は私のそばにいる…
彼自身がそう言ってくれたからね』
「……」
そう言い放つとトビの表情が曇ったように見える。
私は今、自信満々な顔をしている事だろう。
「……デイダラの奴め
やってくれたな」
ボソリと何かを呟いて、舌打ちをかますトビ。
え、こわ…
そんな事を思っていると
トビが私の元へと近づいてくる。
『…、何？』
「最初からこうしておけばよかったな」
『…！』
下半身と両手を取り込まれていて動きが取れない。
そんな私目掛けて手を振りかぶったトビ。
その手にはクナイが握られている。
「オビトやめろ！！」
「A…！」
遠くでカカシとナルト…黒ツチまでもが叫んでいるのが聞こえる。
『！？』
「＿＿こうすれば、黒く染まるだろう」
そのクナイは私の腹目掛けて＿＿＿
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星夏(プロフ) - めっっっっっっちゃくちゃに最高でしたヽ(；▽；)ノめちゃ泣けました。本当に最高以外の言葉がないですm(__)m素敵な作品ありがとうございました！何度も読み返そうと思います(*･ω･)ﾉ (3月16日 23時) (
レス) @page35 id: 5262425516 (このIDを非表示/違反報告)
R - もう本当に素晴らしすぎてなんて言ったらいいか…最高すぎます本当に。ハッピーエンドで良がっだね…ッ！(´；ω；｀)最高すぎます、素敵な作品でした！ありがとうございますm(*_ _)m (12月6日 18時) (レス) @page35 id: eba19b90d6 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 続きを書いて欲しいくらい素敵な作品でした (8月27日 13時) (レス) id: 9411f7a30e (このIDを非表示/違反報告)
メイドさん(プロフ) - ミルクコーヒーさん» この作品マジで滝が流れるみたいにガチ泣きした。 (2023年3月15日 11時) (レス) @page35 id: 69b2886171 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - みつさん» 私も書いてる途中うぐっってなってましたwwwコメントありがとうございます(´；ω；｀)次回作も頑張りますね！！！！(*`･ω･)ゞ (2023年3月6日 10時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2023年2月10日 22時
