Ｎｏ．５７ ページ8
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「君が護衛してくれるって言う木の葉の忍びだね」
『はい』
「では、行こうか。」
顔を合わせたその人は40代くらいの男だった。
幸い、この男を送っていく先は隣里。
「それにしても、こんなに若くて綺麗な子が木の葉の上忍だなんて…君、凄いんだね。」
『私より若くて私より強い子はいっぱい居ますよ』
そうかなあ。と言って歩いていく使いの男を追うように歩く。
『この辺りはいつもこんなに物騒なんですか？』
「うん。ここは殺し合いとか犯罪が絶えない里でね
護衛無しじゃ僕みたいな奴らは普通に歩けないよ」
ここに来る時は別の忍びに護衛を頼んだとか言ってたな。
すると、男が突然おかしな事を言ってきた。
「ねぇ君、もし良かったら……僕と一緒にならないかい」
『面白い冗談ですね。』
いや正直面白くない冗談である。
「冗談じゃないよ
僕は大名に仕えているから財も申し分ない
顔だっていいし…。
優良物件だと思わないかい？」
『めっちゃいい優良物件近くに居るんで』
真顔で言い放った私を二度見してきた男。
そう、めっちゃいい優良物件。
それは今私の後ろをついてきているデイ……
「あぁ、なんだっけ……はたけカカシ？」
『そう、デイ………え？カカシ？』
なんでカカシ？？？
「君の恋人という噂の…」
『いやなんでだよ。』
思わずツッコんでしまった。
何故恋人なんて事になってんだ？？
「いや、風の噂でね。
それで君…いや、Aちゃん。僕に乗り換える気は……」
男がそう言って来た瞬間。
＿＿ｼｭｯ!!
『！』
男に向かって投げられた飛び道具のようなもの。
咄嗟に身を乗り出し、それを弾いた。
「ひっ……！だっ、誰だ！」
あれは…手裏剣か……？
いやでも、、。
飛んだきた方向を見上げると揺れた金髪。
「…チッ」
犯人はまさかのデイダラだった。
しかも舌打ちしてる…。
『……よし、行きましょうか。
それと…カカシとはなんの関係もありません。
が、貴方とも一緒にはなりません。』
「恋人がいないのならなぜ…」
『他にめっちゃいい優良物件が居るので
貴方とは比べ物にならないですよ』
まじでハイスペックな奴が、すぐそこにな。
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「あの男、ベタベタしすぎだろ。…うん」
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ルナ(プロフ) - 他作品にもコメントさせて頂いたのですが、最高すぎたのでこちらにも書かせて頂きます！！まだ途中までしか読んでませんが、凄く引き込まれて感情移入してしまいます(；ω；)私の語彙力が無く申し訳ないですが、これからも応援してま (6月22日 13時) (
レス) id: 83652a64fb (このIDを非表示/違反報告)
メイドさん(プロフ) - あーもうやだ。デイダラ行かないでぇ！！ (2023年3月14日 19時) (レス) @page47 id: 69b2886171 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - うおおお！！！みなさんありがとうございます(´；ω；｀)今更コメントに気が付きました！！！！！めちゃくちゃ嬉しいです( ◜௰◝ )更新頑張ります！！！ (2023年1月22日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
辰巳晴香(プロフ) - 一番大好きな作品です！ドキドキします！更新、頑張ってください、応援してます！ (2023年1月22日 13時) (レス) @page44 id: e3dc8f5aa4 (このIDを非表示/違反報告)
あああああああ - うわぁあああああ！！！デイダラ行かないでぇえええええ！ この小説面白すぎて感情移入してしまいます。。最高すぎる (2023年1月21日 16時) (レス) @page43 id: 3c843779c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2022年12月18日 19時
