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No.99 ページ50







いつもあの変なお面を付けてる、
デイダラにくっついてくる邪魔なやつ。





……トビ。





って、なんか雰囲気が……?






「お前がここに来る事は予想していた」



『え……そんな喋り方だったっけ?』



「これが本来の俺だ」








今のトビが本来のトビ……?
それはデイダラも知っているのだろうか?



……いや、デイダラの様子だと知らなさそうだなぁ。






『そういや、トビがここに居るって事はデイダラも居るんだよね?

なんだ、アイツ結局誰とも戦わなかったのかぁ』




何故か黙ったままのトビ。







ま、いいかとホッと胸を撫で下ろし
踵を返そうとしたとき、



「……お前に話がある。
今夜、お前の宿に向かう」



なんて言い出した。





『……え?』




「それじゃ
俺は暁のリーダーに用事があるからもう行く

そうだな…そろそろ“彼ら”も到着する頃かな」




『え?彼らって…、』






__彼らって誰のこと?



思わず振り返った時にはもう、
トビの姿は何処にも無くなっていた。






ってか、デイダラだ。




この爆発絶対デイダラの仕業でしょ。
あれだけ大きな爆発……一体どんな術だったんだろう。

今日宿に来てくれた時に聞いてみよう。







よし、と気持ちを切り替えて来た道を帰ろうとした時
こちらに向かって近づいてくる何人かの気配を感じた。




あの爆発の事だ、
気になった奴らが確認しにでも来たんだろう。






デイダラ…“暁”が関わっている事に気付かれたら
面倒事になりそう。




そうならないうちに帰ろ……、








__ザッ!





『……あー』





…一足遅かった。







「……あれ!?Aさん!?」




…サクラだ。





すると次から次へとやってくる木の葉の忍たち。


その中にはナルトや…カカシまで。







「…A、お前何で連絡も寄越さずに…

…あ?」



カカシが話しかけてきたと思いきや、
何故か私の顔をまじまじと見つめてきた。




『え?』




「目の色……元に戻ったのか?」




『!
……うん、おかげさまで。
ごめんね、事情があって連絡出来なかったの』





そういや目の色が戻ってから会うのは今日が初めてか。

…私はいつからこの人たちに平気で嘘をつけるようになったんだろうな。




………デイダラに会いたいなぁ…、






















−−−−−−−−−





続編行きます!
次回更新までお待ちください、、






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ルナ(プロフ) - 他作品にもコメントさせて頂いたのですが、最高すぎたのでこちらにも書かせて頂きます!!まだ途中までしか読んでませんが、凄く引き込まれて感情移入してしまいます(;ω;)私の語彙力が無く申し訳ないですが、これからも応援してま (6月22日 13時) (レス) id: 83652a64fb (このIDを非表示/違反報告)
メイドさん(プロフ) - あーもうやだ。デイダラ行かないでぇ!! (2023年3月14日 19時) (レス) @page47 id: 69b2886171 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - うおおお!!!みなさんありがとうございます(´;ω;`)今更コメントに気が付きました!!!!!めちゃくちゃ嬉しいです‪( ◜௰◝ )‬更新頑張ります!!! (2023年1月22日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
辰巳晴香(プロフ) - 一番大好きな作品です!ドキドキします!更新、頑張ってください、応援してます! (2023年1月22日 13時) (レス) @page44 id: e3dc8f5aa4 (このIDを非表示/違反報告)
あああああああ - うわぁあああああ!!!デイダラ行かないでぇえええええ! この小説面白すぎて感情移入してしまいます。。最高すぎる (2023年1月21日 16時) (レス) @page43 id: 3c843779c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルクコーヒー | 作成日時:2022年12月18日 19時

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