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No.97 ページ48









『……お?』



お風呂から上がると窓際に鷹がとまっていた。
木の葉からの手紙を足に括り付けている。




速達だから結構緊急……かな??






綱手様からのようだ。





手に取ってみると、

“お前の任務が終わり次第でいいから
カカシ率いる隊員と合流しろ”

と書いてある…。


下の方には、“サスケと会うためにイタチを追う”とだけ。





『え…本気??』






ってことはもしかしたらデイダラと会うかもしれないじゃん。なんか気まずいというか照れるというか…


会ってしまったら顔が見れない







“私の任務は長引くだろうけど
終わったらとりあえず向かう。”


そうとだけ書いた手紙を鷹に括りつけた。








そういやデイダラは今日
九尾……ナルトかサスケと対峙する事になるんだよね




サスケか…
あの子、カカシと同じ千鳥……雷遁を齧ってるから
デイダラとの相性は悪めかもしれない。

もちろん、土遁を使うデイダラにとって。




そして更に写輪眼となると
あんまり会わせたくない組み合わせだ。




あのトビってやつがなんとかしてくれるのならいいんだけど…心配だ。





嫌な予感ってものはよく当たるから





























朝っぱらから任務をこなし初めてもう昼過ぎにる。






『……やっと任務が終わったけど…
今更向かったところでなにか役に立つかなぁ』




ちょっと遅いかもしれないけど。





一応、カカシたちがいると思われる場所の
近場まで来ているからな……







ひと息ついた時だった。








____ピカッ!




『!?』







突然起きた明るい光に反射的に目を閉じた。






……ん?いや、




『(待って、)』






…このチャクラの感じ。






咄嗟にその光の方向へ目を向けると
空高く伸びる眩い光。







そしてその後に襲ってきた轟く爆音。







『……ばく、はつ』






大きな爆発だった。







『……』




ザワザワと騒ぐ胸を抑えてひとり
その光の元へと向かう。




足は自然と動いた。









…あのよく知ってるチャクラと爆発





だけどあんなに大きなものは見たことがない。









粘土分身でさえもあれほどじゃ無かったのに
どうしてあそこまでの大きな爆発を起こせるんだろう。






どうして








デイダラ










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ルナ(プロフ) - 他作品にもコメントさせて頂いたのですが、最高すぎたのでこちらにも書かせて頂きます!!まだ途中までしか読んでませんが、凄く引き込まれて感情移入してしまいます(;ω;)私の語彙力が無く申し訳ないですが、これからも応援してま (6月22日 13時) (レス) id: 83652a64fb (このIDを非表示/違反報告)
メイドさん(プロフ) - あーもうやだ。デイダラ行かないでぇ!! (2023年3月14日 19時) (レス) @page47 id: 69b2886171 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - うおおお!!!みなさんありがとうございます(´;ω;`)今更コメントに気が付きました!!!!!めちゃくちゃ嬉しいです‪( ◜௰◝ )‬更新頑張ります!!! (2023年1月22日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
辰巳晴香(プロフ) - 一番大好きな作品です!ドキドキします!更新、頑張ってください、応援してます! (2023年1月22日 13時) (レス) @page44 id: e3dc8f5aa4 (このIDを非表示/違反報告)
あああああああ - うわぁあああああ!!!デイダラ行かないでぇえええええ! この小説面白すぎて感情移入してしまいます。。最高すぎる (2023年1月21日 16時) (レス) @page43 id: 3c843779c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルクコーヒー | 作成日時:2022年12月18日 19時

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