Ｎｏ．８３ ページ34
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『＿＿デイダラ！！』
「うおっ、なんだよ、そんなに慌て……て……!?」
お風呂から上がった途端、デイダラがちゃんとそこに居るか確認する為脱衣所を飛び出した。
大丈夫、バスタオルを巻いてる。((
「おま、なんて格好してんだ！！うん！！」
『デイダラが出ていってないか確認したくて…』
「さっき行かねーつったろ！うん！」
それは申し訳ない。
でもさっきの不安はいつもの不安より大きすぎて…
とにかく、行って欲しくなかったのだ。
……とそんな時、窓からノックが聞こえた。
「デイダラセンパ〜イ
行くぞって言われてたので来ちゃいました！」
「と、トビ！？」
あー、なるほど……
集合？がかかった時にでも話してたのかな…
トビには悪いことしたな、と彼らから少し目を逸らす。
「って、あれ……Aさんのあのカッコ…」
「見てんじゃねぇクソトビ!!」
「ｸﾞﾌｩｯ」
トビの顔にデイダラの回し蹴りが入った。
窓枠に足を掛けてたから落ちていくことは無かったけど。
ここ4階だぜ？？？
それなのによく回し蹴りしようと思ったな…デイダラ…
「明日！！明日にするから！
お前はもう帰れトビ！うん」
「えー…あ！もしかしてデイダラセンパイ…
まだ明るいのにもしかして今からAさんを、
ﾋｨｨ帰ります帰ります！！もう！！」
「……」
トビはデイダラの顔を見ると突然帰って行った。
…瞳孔でも開いてたのかな。()
「オマエ、これからはちゃんと服着て出てこい…
オイラは出てく時ちゃんと声かけっから…うん」
風邪引いたらどうすんだ！と、脱衣所に押し込まれた。
こういう所本当好き。
急いで服を着て、しっかり髪を乾かす。
その時の速さと言えばもう、歴代新記録出したと思う。
『…デイダラ！』
「だから…ちゃんと居るって。うん」
またまた急いで脱衣所を出るとデイダラがベッドに座って粘土を捏ねていた。
…え、可愛い……？？？？
『デイダラって…可愛いとこあるよね』
「オイラを馬鹿にしてんのか？うん？」
『滅相もない』
にしても、本当綺麗な形作るよなぁ。
『これどーやってこんな綺麗な形にしてるの…？』
「お前には分かるのか？このオイラのアートが！うん」
ずっと、その楽しそうな横顔を見ていたいな…なんて。
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ルナ(プロフ) - 他作品にもコメントさせて頂いたのですが、最高すぎたのでこちらにも書かせて頂きます！！まだ途中までしか読んでませんが、凄く引き込まれて感情移入してしまいます(；ω；)私の語彙力が無く申し訳ないですが、これからも応援してま (6月22日 13時) (
レス) id: 83652a64fb (このIDを非表示/違反報告)
メイドさん(プロフ) - あーもうやだ。デイダラ行かないでぇ！！ (2023年3月14日 19時) (レス) @page47 id: 69b2886171 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - うおおお！！！みなさんありがとうございます(´；ω；｀)今更コメントに気が付きました！！！！！めちゃくちゃ嬉しいです( ◜௰◝ )更新頑張ります！！！ (2023年1月22日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
辰巳晴香(プロフ) - 一番大好きな作品です！ドキドキします！更新、頑張ってください、応援してます！ (2023年1月22日 13時) (レス) @page44 id: e3dc8f5aa4 (このIDを非表示/違反報告)
あああああああ - うわぁあああああ！！！デイダラ行かないでぇえええええ！ この小説面白すぎて感情移入してしまいます。。最高すぎる (2023年1月21日 16時) (レス) @page43 id: 3c843779c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2022年12月18日 19時
