Ｎｏ．７９ ページ30
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“目の色が治ってる”？
『え？うそ？』
「つかいつまでくっ付いてんだ、離れろ。うん」
しぶしぶ離れたは良いものの、
まだ補給不足なんだよね。
後で思う存分くっつけばいいとして……
自分の目の色を確認したいけど生憎鏡なんて持ってない。
……あ、創造で今朝見た鏡を作り出せばいいだけか。
鏡眼を使い、目の前に鏡を作り出した。
…けど、お風呂の鏡だからデカすぎる。
「おぉ……それがあの有名な“鏡”の技ですねェ！？」
『ちょ、来んな』
興奮したように近づいてきたトビに拳をぶつけようとするもヒョイとかわされてしまった。
ムカつく。
『…あれ、ほんとだ』
目の色が戻ってる。
っていうか、私の目も鏡みたいなものだから
以前のように、ちゃんと周りの景色の色を反射していた。
「それが“宝石眼”と呼ばれる有名な瞳……
見るのは初めてですねぇ」
「そーかよ」
トビに冷たく接するデイダラ。
ふん、ざまぁみろ。
目だけでトビを煽ってやった。
「お前ももう涙は引っ込んだかよ？うん」
しゃがみこんで自分の目を確認している私の隣に、同じようにしゃがんできたデイダラが私の顔を覗き込んだ。
う……
久々に会ったけど、やっぱり顔がいい……
『後から味わう事にしたから今はもう大丈夫』
「な、なんだよそれ…怖、
ってトビ！！！おめぇ殺すぞ！！うん！！！」
デイダラが突然トビに怒り出すものだから振り向いてみると、トビがデイダラに向かってハートマークを作ってる。
私が振り向いた瞬間慌てて解いたけど。
『何お前…デイダラにラブ送ってんじゃねーよ…』
「「(違うそうじゃない)」」
するとデイダラが立ち上がって、
ホテルの方向に向かって歩き出した。
「6日間ぶっ通しで2匹も封印してたから疲れたぜ…うん
帰んぞ。」
「え？僕は？え、僕はどうするんですかセンパ…」
「オイラたちはホテルに帰んだよ
お前は次の任務までどっかで待ってな。うん」
「」
デイダラの後をついて行こうとしたとき、
トビが私より先にデイダラの正面に立った。
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ルナ(プロフ) - 他作品にもコメントさせて頂いたのですが、最高すぎたのでこちらにも書かせて頂きます！！まだ途中までしか読んでませんが、凄く引き込まれて感情移入してしまいます(；ω；)私の語彙力が無く申し訳ないですが、これからも応援してま (6月22日 13時) (
レス) id: 83652a64fb (このIDを非表示/違反報告)
メイドさん(プロフ) - あーもうやだ。デイダラ行かないでぇ！！ (2023年3月14日 19時) (レス) @page47 id: 69b2886171 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - うおおお！！！みなさんありがとうございます(´；ω；｀)今更コメントに気が付きました！！！！！めちゃくちゃ嬉しいです( ◜௰◝ )更新頑張ります！！！ (2023年1月22日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
辰巳晴香(プロフ) - 一番大好きな作品です！ドキドキします！更新、頑張ってください、応援してます！ (2023年1月22日 13時) (レス) @page44 id: e3dc8f5aa4 (このIDを非表示/違反報告)
あああああああ - うわぁあああああ！！！デイダラ行かないでぇえええええ！ この小説面白すぎて感情移入してしまいます。。最高すぎる (2023年1月21日 16時) (レス) @page43 id: 3c843779c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2022年12月18日 19時
