Ｎｏ．７８ ページ29
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『これで、最後…』
「う”ぁ…！」
喉を刺しておしまい。
今日の最後の任務だった盗賊集団全員の“暗殺”。
6日間過ごす為に木の葉から持ち帰ってきた依頼書の束ももう底を尽きようとしている。
ってか6日って長くね？？
つかもう今日で7日経ったけど？？？
まさか彼の身に何かあったりってことは…
『あーーもう！！』
考えれば考えるほど色んな不安が脳裏を過ぎる。
勢いに任せ、相手の首に刺さったクナイを抜くと
返り血が降りかかった。
……うげ、鉄臭い。
どうしようもない不安に襲われていた、そんな時。
＿＿ふわっと足元に影ができた。
「おー……
いつになく荒れてんな…うん」
「へぇ〜、あの人があの噂の方ですかー！
何やら物騒な方ですねェ、デイダラセンパイ」
『！？』
声が聞こえた方向。…まさかの頭上。
咄嗟に顔を上げると、逆光で上手く見えないけど…
あれはデイダラと、もう1人……だれ？
＿＿ﾄﾝｯ
「よっ」
軽やかに降り立つ金髪野郎。
『……、』
あれだけ心配してたのが嘘みたいに
いつもみたいな笑顔を浮かべて私の目の前に立っている。
あれ、なんかムカついてきたぞ。
「……？
あれ、どした？うん？」
「あれれ？デイダラセンパイ、この子生きてます？」
「うるせぇトビ、おめぇは黙ってろ！
……なぁ、お前本当にだいじょう＿＿ッ！？」
私の顔を覗き込むように、ゆっくり近づいてきたデイダラの胸に飛び込んだ。
「は、はぁ！？」
「わァァお……アツアツ…」
「トビおま、見んじゃねぇ！！」
そう言ってグイグイと私の肩を押し返してくるデイダラ。
さっきからトビ、トビって…そればっか……
『トビって…誰だよもう！！』
「へ！？」
デイダラ肩越しに勢いよく目を向けると
オレンジ色の変なお面を付けた人物が慌て始めた。
あいつか。
「いや、いやいや、デイダラセンパイと僕は決してそんな関係じゃ…！」
『んじゃなんだよ…お前かデイダラのどっちかの一方的なアレかってか…？』
「いーや！？そんなものでも無くて……
っちょ、デイダラセンパァァイ！？」
未だに私にしがみつかれたデイダラに助けを乞うように呼びかけてくるオレンジ色。
つかトビって言うんだっけ。
「ちょおま、本当にどうしたよ…うん？いつの間にか目の色、治ってるし……」
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ルナ(プロフ) - 他作品にもコメントさせて頂いたのですが、最高すぎたのでこちらにも書かせて頂きます！！まだ途中までしか読んでませんが、凄く引き込まれて感情移入してしまいます(；ω；)私の語彙力が無く申し訳ないですが、これからも応援してま (6月22日 13時) (
レス) id: 83652a64fb (このIDを非表示/違反報告)
メイドさん(プロフ) - あーもうやだ。デイダラ行かないでぇ！！ (2023年3月14日 19時) (レス) @page47 id: 69b2886171 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - うおおお！！！みなさんありがとうございます(´；ω；｀)今更コメントに気が付きました！！！！！めちゃくちゃ嬉しいです( ◜௰◝ )更新頑張ります！！！ (2023年1月22日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
辰巳晴香(プロフ) - 一番大好きな作品です！ドキドキします！更新、頑張ってください、応援してます！ (2023年1月22日 13時) (レス) @page44 id: e3dc8f5aa4 (このIDを非表示/違反報告)
あああああああ - うわぁあああああ！！！デイダラ行かないでぇえええええ！ この小説面白すぎて感情移入してしまいます。。最高すぎる (2023年1月21日 16時) (レス) @page43 id: 3c843779c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2022年12月18日 19時
