Ｎｏ．７５ ページ26
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それから、あの時接触したメンバーのうちの一人である
シカマルが会議に呼び出された。
彼は自分が呼ばれた理由が何となくわかっているようで。
「接触した時の飛段と角都の様子は？
報告によると彼ら2人がAについて何やら話をしていたようだが…」
綱手様の真面目な瞳がシカマルに向かう。
反対に私は冷や汗ダラダラ。
デイダラとの関係がバレてしまうかもしれない…
そうなった時はどうしようか？
咎められる前に逃げる…か？
それとも……
「そうですね…
飛段の話していた内容からすると
Aさんを殺ったら“デイダラ”が怒るとかなんとか。」
「！」
シカマルのその言葉に、
カカシがハッとした様子で顔を上げた。
「あの時デイダラは爆死したはずだが…？」
「そうっすね…ビンゴ･ブックにも絶命の報告が挙げられてたはずなんだが…
つまり、実は生きてたって事じゃ…？」
“実は生きてた”というシカマルの考察に
その場にいた全員が一斉に私の顔を見た。
焦ったような…心配するような表情で。
「A……お前、デイダラとの関係は？」
『……！』
ドクン、と心臓が跳ねた。
…が、表情には出さない。
これはどう答えるべき？
関係は疑われたけどまだバレてはいないはず。
『…いや、わかりません。何故かカカシたちよりも執着？敵対？されてるみたいですけど』
「うむ…
お前のその眼が狙いかもしれんな
…お前、任務はしばらく…」
『いや！任務は行きたいです！
お金が無いので……！』
危ない。
任務はしばらくやめておけ、と言われる所だった。
そうなってしまえば、
唯一デイダラに会える期間が無くなってしまう。
それだけは避けたかった。
やっぱり、どうしてもあの人の顔が見たかった。
「しかし……」
『本当に、大丈夫です。
人も付けなくていいです、邪魔なので』
「……わかった。そこまで言うなら許可しよう
…気の所為かもしれんが、お前の瞳の色が戻ってきているようにも見える。良くなってきているのかもしれんな
…だが、用心しろよ」
『はい…ありがとうございます。』
最後まで、カカシの目は怖かったけど。
なにか言いたげだったし…
「だが、今から任務に戻れ。いいな？
飛段と角都はまた木の葉に戻ると言っていたらしいからな……お前との接触は避けたいんだ」
『…わかりました』
って事は、またあの宿に戻るわけで。
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ルナ(プロフ) - 他作品にもコメントさせて頂いたのですが、最高すぎたのでこちらにも書かせて頂きます！！まだ途中までしか読んでませんが、凄く引き込まれて感情移入してしまいます(；ω；)私の語彙力が無く申し訳ないですが、これからも応援してま (6月22日 13時) (
レス) id: 83652a64fb (このIDを非表示/違反報告)
メイドさん(プロフ) - あーもうやだ。デイダラ行かないでぇ！！ (2023年3月14日 19時) (レス) @page47 id: 69b2886171 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - うおおお！！！みなさんありがとうございます(´；ω；｀)今更コメントに気が付きました！！！！！めちゃくちゃ嬉しいです( ◜௰◝ )更新頑張ります！！！ (2023年1月22日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
辰巳晴香(プロフ) - 一番大好きな作品です！ドキドキします！更新、頑張ってください、応援してます！ (2023年1月22日 13時) (レス) @page44 id: e3dc8f5aa4 (このIDを非表示/違反報告)
あああああああ - うわぁあああああ！！！デイダラ行かないでぇえええええ！ この小説面白すぎて感情移入してしまいます。。最高すぎる (2023年1月21日 16時) (レス) @page43 id: 3c843779c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2022年12月18日 19時
