No.73 ページ24
・
「…フン。
この女がアイツの何であろうが関係ない」
「角都ぅ
この女もやっちまうか?
デイダラちゃんにブチ切れられるぜ?」
「やるしかないだろう」
『何、仲良く話してんの!』
「「!?」」
『私にも聞かせてよ』
創造で彼らの目の前に私の姿を作り出す。
『火遁__鳳仙花!!』
___命中した。
……が。
「っぶねぇ…!なんだこの威力はァ……!チッ、やっぱあのデイダラちゃんが目ェかけてるだけあんな……」
「俺には適わないがあの小僧もなかなかやるからな
油断していると足元を救われるぞ、飛段」
「だァから、それを俺に言うかァ?角都!」
『……!』
まさかの2人とも無傷。
さっきシカマルが2人のこと不死って言ってたのはただの比喩かと思ってたけど本当に不死だったのか……!
「さぁて……次はこっちかr___」
『……?』
突然、2人の動きが止まった。
そして、ヤンキーの方が身振り手振り
誰かと会話し始めた。
これには見覚えがあった。
……これ、デイダラもやってた…。
多分、組織の誰か……
これは暁のリーダーとやらと連絡しているものらしい。
彼ら2人は私たちに「覚悟しておけ」と言い残すと
角都?と呼ばれた方が先に行ってしまった。
「おい……たしか名前はA…だっけか?
デイダラによろしく言っといてやるよ
俺もお前を狙う♡ってなァ!」
『!?ちょ、』
シュッ!と、私が返事をする前に行ってしまった。
ちょちょ、デイダラにそんな事言ったらあいつ
次会ったときが怖いんだって……。
あのイケメンヤンキー、まじで余計なことしやがる。
って今はそんな事考えてる場合じゃない。
アスマの元に行かなきゃ。
いのが診てくれてるはず。
どうか、
どうか無事で……っ
アスマには、大事な人がいっぱいいるだろうから。
ここでアスマが倒れてしまったら、
残された彼女……紅さんの気持ちはどうなってしまうの
私だったら……
“彼”がそうなってしまったら、
私はきっと壊れてしまうから。
・
43人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルナ(プロフ) - 他作品にもコメントさせて頂いたのですが、最高すぎたのでこちらにも書かせて頂きます!!まだ途中までしか読んでませんが、凄く引き込まれて感情移入してしまいます(;ω;)私の語彙力が無く申し訳ないですが、これからも応援してま (6月22日 13時) (レス) id: 83652a64fb (このIDを非表示/違反報告)
メイドさん(プロフ) - あーもうやだ。デイダラ行かないでぇ!! (2023年3月14日 19時) (レス) @page47 id: 69b2886171 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - うおおお!!!みなさんありがとうございます(´;ω;`)今更コメントに気が付きました!!!!!めちゃくちゃ嬉しいです( ◜௰◝ )更新頑張ります!!! (2023年1月22日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
辰巳晴香(プロフ) - 一番大好きな作品です!ドキドキします!更新、頑張ってください、応援してます! (2023年1月22日 13時) (レス) @page44 id: e3dc8f5aa4 (このIDを非表示/違反報告)
あああああああ - うわぁあああああ!!!デイダラ行かないでぇえええええ! この小説面白すぎて感情移入してしまいます。。最高すぎる (2023年1月21日 16時) (レス) @page43 id: 3c843779c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミルクコーヒー | 作成日時:2022年12月18日 19時