Ｎｏ．６４ ページ15
※未成年の飲酒の表現がありますが
未成年の飲酒は法律で禁止されています。
推奨するものではございません。
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＿＿＿あれから昼が過ぎ、夕方になって、
そして夜になった。
デイダラは任務が長引いているのか今日はもう向こうで相方と一緒に泊まるのか、この時間になっても来てくれなかった。
体調が悪いからと言って一日中ずっと寝こけているわけにもいかず、近くの里を散策しようと外に出てきたは良いものの。
「らっしゃいらっしゃーーい！」
「活きの良い魚入ってるよーーー！」
『……』
お、おいしそう…
目の前にずんっ！と差し出された魚に目が行く。
「どうだいお姉さん？ヨダレ垂れてるよ！」
『食べます』
自ら進んで店内に入って行く。
これには店主のおじさんも目をパチクリ。
『うわぁおいしそう』
席に座るとすぐさま注文し出す私。
こういう時デイダラが居たら楽しいんだろうけど。
ま、そんなこと言ってられないか。
しばらくして料理が届き、それを一気に消化していく。
特に魚料理が美味しい。
「君よく食べるねぇ…
これ、一緒に飲むともっと美味しいよ!!」
『？』
目の前に差し出されたのは綺麗な色のジュース。
グラスの底は暗めの青で、
飲み口付近は黄色のグラデーションになっている。
『…デイダラみたい』
その色がまるでデイダラの髪と瞳のようで
寂しくなる前にそれを一気に飲み干した。
味は爽やかな感じ。(語彙力)
「このあたりを君がウロウロ歩いているのを
色んな人が噂しててね」
『へぇ、そうなんですか』
「とっても綺麗な子が歩いてるってね」
私が飲み干す度に次から次へと同じジュースを持ってくる店主さん。
美味しいけどお腹タポタポに……
「このサワーはね、この俺の特別作なんだよ
美味しいって飲んでもらえてよかったよ〜！」
『しょ、でしゅね……おいしいれす』
「あら、ごめんね。
サワーだから後から酔いが来るかもしれない」
待ってサワー？？
アルコール入ってんの？？
確かに頭がふわふわしてなんでも良くなってきた
『ちょっとねる』
「エ」
急にまぶたが重くなって、机に突っ伏した。
目を閉じるとデイダラの顔が思い浮かんでくる…
って私重症だな。
今日は来てくれないのかなあ
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ルナ(プロフ) - 他作品にもコメントさせて頂いたのですが、最高すぎたのでこちらにも書かせて頂きます！！まだ途中までしか読んでませんが、凄く引き込まれて感情移入してしまいます(；ω；)私の語彙力が無く申し訳ないですが、これからも応援してま (6月22日 13時) (
レス) id: 83652a64fb (このIDを非表示/違反報告)
メイドさん(プロフ) - あーもうやだ。デイダラ行かないでぇ！！ (2023年3月14日 19時) (レス) @page47 id: 69b2886171 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - うおおお！！！みなさんありがとうございます(´；ω；｀)今更コメントに気が付きました！！！！！めちゃくちゃ嬉しいです( ◜௰◝ )更新頑張ります！！！ (2023年1月22日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
辰巳晴香(プロフ) - 一番大好きな作品です！ドキドキします！更新、頑張ってください、応援してます！ (2023年1月22日 13時) (レス) @page44 id: e3dc8f5aa4 (このIDを非表示/違反報告)
あああああああ - うわぁあああああ！！！デイダラ行かないでぇえええええ！ この小説面白すぎて感情移入してしまいます。。最高すぎる (2023年1月21日 16時) (レス) @page43 id: 3c843779c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2022年12月18日 19時
