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･
「邪魔が入らなければ
続けてたんだがな」
「･･･」
ビリビリした空気を肌で感じながら、
私はイタチの腕の中で2人を見比べる。
『と…にかく、離して…』
今までにないくらいのデイダラの殺気に
ついにここが私の墓場になるのかと思ってしまうほど…
「…A」
『へ、』
「来い」
そう言ってズカズカと近づいてきたデイダラは私の元まで来ると
肩に触れていたイタチの手を振り払った。
「……チッ」
『』
鋭い視線でイタチを睨むと、
デイダラは腰が抜けたままの私を抱き上げる。
焦った私はデイダラの肩越しに
イタチに目を向けると、
「頑張れよ」
と、イタチが口パクしているのが見えて。
『』
「…オイ、何イタチの事見てんだ」
『ご、ごめん』
デイダラは大変ご立腹のご様子
『…どこ行くの？』
「……アイツのいない場所」
『…;;;』
結局、そのまま向かったのは人気のない場所。
「オイラと組まなくなっても
お前はオイラのだ…
当たり前の話だが」
その先で私を降ろすそう呟いて
突然、デイダラは私を近くの大岩に押し付けた。
(え、ちょ)
腰が抜けたままだから下半身が動かせない……
「言ってる意味、分かるか？」
『な……近、』
「イタチとはもっと近かったろ。
お前もう、イタチたちと組むのはやめろ
オイラのとこに来い…うん」
ガブッと首元を噛んできたかと思いきや
その箇所を強く吸ったデイダラ。
その行為は“跡”をつけるときのもの…
そこで、ある感情の名が頭に過った。
『……デイダラ、もしかして
妬いてる…？』
「…」
無言で私の目をじっと見つめてくる。
プライドの高い彼なら慌てふためくか誤魔化すかして
嫉妬、というものを隠そうとするのに
…違ったのかな
『それももやっぱり、私に飽きた？』
反応が怖くて俯いた。
「……
分からせるしかねぇな…うん」
『え、何を…』
「そりゃもちろん、」
『ちょ、待っ＿＿』
･
…………結局、あの場所から移動した先で
翌朝まで思い知らされた私
『…あ 痛たたた…』
そのお陰でずっと立てないままだったけど
彼の愛情はかなり重く深いらしい
という事をイタチのお陰で学ぶことができた…
(今後しばらくイタチと会うのは控えよう…)
「(ガキっぽすぎたかな…うん)」
･
end．
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ハナ - 久しぶりのコメント失礼します。リクエストお願いできますか？ある事情で小さくなっちゃった夢主が暁の皆に可愛がられてるのを見ながら嫉妬するデイダラが見てみたいです！自分のペースで良いのでお願いします！ (9月4日 18時) (
レス) id: d5820d3e3c (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - ハナさん» レス遅れましたごめんなさいっっっ！！モグモグめっちゃ可愛いですwwww使わせて頂きます！！！ (7月2日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - コメント失礼します。デイダラと二人でかき氷をもぐもぐする話はいかがでしょうか？ (6月25日 21時) (レス) id: d5820d3e3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2023年6月12日 23時
