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突然、ズンッと重くなった空気。
『っ……？』
というかそんな事より、
あのイタチがこんな事をするって事に驚きすぎて
突然、足の力が抜けた。
…この空気の重さも相まってだろう。
ガクガクした足を保てなくなった私は
その場にへたり込む。
＿＿が、未だに私の手を離さないイタチ。
「この調子だ…続けるぞ」
『』
鬼畜か…！？
一体なんなの？？
イタチの事だから無駄にそんな事はしない
そしてそんな人でもない…
つまり何か目的があるはずだ。
『っ…』
(だからって、これはキツいよ…!!)
こんな美顔を近づけられた状態で静止とか…！
「オレの名を呼んでみろ」
『…！？』
小声で呟いたイタチはニヤッ、と笑った。
……こうなったらもう、賭けるしかない。
『い、いたち…っ』
(ヒィ…助けてデイダラ…)
＿＿そのとき、
さっきまで重かった空気が更に重くなり
…私はその正体にやっと気がついた。
＿＿これは“殺気”だ
私たちの立場であれば殺気にはすぐに反応しなくちゃいけないのに
この状況に興奮(変態)しすぎて
私はそれさえも察知出来ていなかったのだ。
(こんなにも強い殺気なのに)
とりあえず、早いとこイタチに解放してもらって、
それで…
『イ＿＿』
「＿＿オイラが居ることを知ってて
やってんのか？イタチよ…
…うん？」
『ﾋｭｯ…』
背後で唐突に聞こえてきたその声に、
思わずしゃっくりが出た。
「…気づかなかった」
(それはそれで問題大アリだよ)
人の彼女に手出してるんだもんな
まぁ、デイダラが私のことをどう思ってるのかは分からないけど
まだ彼女でいたかったな
多分、これを見られたからには
振られるんだろうなぁ…
『ハァ……』
デイダラには聞こえない程度にため息をつくと
イタチがモゾッと動く。
「よく見ると可愛いな…Aは」
「･･･おい、」
『』
だから、何言ってんの！！？
「お前の前でも
こんな風に頬を赤らめるのか？…デイダラ」
イタチはそう言って綺麗に笑った。
(…あ、これ確信犯だ)
デイダラが私のことを好きだとか関係なく、
イタチが彼の事を分かりやすく煽ってる。
「………テメェ……」
いつも目の敵にしてるイタチに煽られれば
デイダラも黙ってはいない…
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ハナ - 久しぶりのコメント失礼します。リクエストお願いできますか？ある事情で小さくなっちゃった夢主が暁の皆に可愛がられてるのを見ながら嫉妬するデイダラが見てみたいです！自分のペースで良いのでお願いします！ (9月4日 18時) (
レス) id: d5820d3e3c (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - ハナさん» レス遅れましたごめんなさいっっっ！！モグモグめっちゃ可愛いですwwww使わせて頂きます！！！ (7月2日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - コメント失礼します。デイダラと二人でかき氷をもぐもぐする話はいかがでしょうか？ (6月25日 21時) (レス) id: d5820d3e3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2023年6月12日 23時
