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殺しとは無縁の日々だったけど ページ5








ある日、突然にしてそれは起こった。




「オラどけ…!」



『わっ…!?』





ある人気のない道を、果物がたくさん入った紙袋を抱えてひとり歩いていた私。



突然ガタイの良い男にぶつかられたかと思いきや、両手が塞がっている私はその場に勢いよく倒れてしまった。






『痛っ、ちょっと…急に何?
ぶつかって来たならあやま…』


「あ”!?」




ひぃっ



顔の怖いおじさんだこと…







するとその男はずんずんと私の元に近づいてくる。




『え、な、なに…』



「へへ……どうせこれが最後になるんだったら
顔の良い女でも抱いときてぇだろ?

男なら全員そう思うはずだ…」



『!?』





顔の良い女って私の事!?(そこじゃない)



このおじさんは見る限り急いでいる様子だった


なのに、今は打って変わった様子で私に手をかけようとしている…





(つか、“これが最後になる”ってどういう……)






__バサッ!



『!』






突然、足元に大きな影ができた。




「思わねーよ。
“男なら” って一括りにすんな…うん
オイラまでそう思われるだろ?」



「!?
き、来た……!」



「んだよ、その言い草は
人をバケモンみたいに。うん」





影の正体はどうやら大きい鳥……って、



(ひ、人が乗ってる…!?)






「…うん?いや、ソイツは仲間か?」




私のことを見下ろしてそう呟いた男の子。





『ちょ、どう見ても仲間じゃないでしょ!
襲われかけてるでしょ!』



「……ふぅーん」






興味なさげ!





(こうなったら…)




[パシンッッ!]



焦った私はオジサンに平手打ちをかまして
乱れた服を整えながら距離をとった。






「テメェ、このアバズレが…!」



『ッ…』





どうしよう、勢いに任せて殴っちゃった

案の定キレた男は私に近づいてくる。






「プハッ…!

そこの女…
死にたくねぇなら離れてろ。うん」



『!?』



「そのオッサン、殺さなきゃなんねーんだよ…うん」




(…殺す!?つか笑った!?)





あの男の子、人が必死になってる時に笑った…!?





が、命が惜しいので急いで距離をとる私。




「まてクソガキ…!」


『や、ついてくんな!』




離れてろって言われたのについてくる…!





『ねぇ!ちょっ、

助けて…!!』



「うーん…」





鳥に座ったまま考え込み始めた男の子


早く早く…!!






『はやく!何でもする!早く助けてっ』



「…ほぉ?」






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ハナ - 久しぶりのコメント失礼します。リクエストお願いできますか?ある事情で小さくなっちゃった夢主が暁の皆に可愛がられてるのを見ながら嫉妬するデイダラが見てみたいです!自分のペースで良いのでお願いします! (9月4日 18時) (レス) id: d5820d3e3c (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - ハナさん» レス遅れましたごめんなさいっっっ!!モグモグめっちゃ可愛いですwwww使わせて頂きます!!! (7月2日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - コメント失礼します。デイダラと二人でかき氷をもぐもぐする話はいかがでしょうか? (6月25日 21時) (レス) id: d5820d3e3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルクコーヒー | 作成日時:2023年6月12日 23時

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