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ピアス男がその“暁”という組織のリーダーらしい。

アジトに向かう途中に教えてもらった。






「ここだ」



『…?』





長い時間をかけて辿り着いた先には鳥居と大きな岩。






[ゴゴゴゴゴ…!!]



リーダーが印を結ぶと突然、

その大きな岩が動き出して。





「他のメンバーは既に集まっている」


『他のメンバー…、』






メンバーはこのリーダーくらい強いんでしょ?
そんなのが沢山集まってるんでしょ?



聞くところ、木の葉の“うちはイタチ”や
水の国の“干柿鬼鮫”もいるって話だし…





顔には出さないけど、内心怯えながらリーダーの後をついて行った。







「__待たせたな」



『うぉ…』





恐る恐る顔を上げると大体が背の高い、そしてイカつい面持ちの男の人ばっかりで…


…ヒィ




女の人がひとり居て何となく安心はしたけど。





「だが、人員が奇数になる…

ペアも既に決まってるから、
生憎だがお前は補欠扱いだ」



『』




鋭い視線が突き刺さって辛い…


オーラ的にもう、
この中で私がいちばん弱いってわかる。





__そんな時だった。





『………あれ』


「………うん?」




ある人物と目が合った。






暗闇でも分かる、長い金髪とその雰囲気






『…え!?』



「…あ?」





叫んだことにより一気に注目を浴びてしまった。






そこに座っていたのはなんと

私がずっと探していたあの彼だったのだ。





『な…なんで貴方がここにいるの…!?』



「…!え、

おまえもしかして
試験の時の…!」





彼もようやく私のことに気がついたのか
目を丸くしてる。





額当てには横線が引いてあって
里を抜けた彼で間違いないと悟った。




『…!もう一度会いたかった…!!
ずっと忘れられなかった』



「…!?」





とんでもない発言をした事に気づかずに
私は無意識に彼の元に駆け出していた。




「なっ、なな…」



頬をポッと染めてる彼。





「あらデイダラ、いつの間にこんなに可愛い子と知り合ってたの?若いわね」


「うるせぇな…!うん!」





そんなやり取りをする彼をまじまじと見て確認する。


…うん、やっぱ中忍試験の時のあの子だ。
名前だってデイダラと呼ばれてるし間違いない






『貴方に負けたことが悔しくて、
ずっと忘れられなかった』



「……

そっちかよ!うん!!」



「「ブフゥッ」」




『…?』











中忍試験ぶりの再開end


殺しとは無縁の日々だったけど→←中忍試験ぶりの再開*リク



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ハナ - 久しぶりのコメント失礼します。リクエストお願いできますか?ある事情で小さくなっちゃった夢主が暁の皆に可愛がられてるのを見ながら嫉妬するデイダラが見てみたいです!自分のペースで良いのでお願いします! (9月4日 18時) (レス) id: d5820d3e3c (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - ハナさん» レス遅れましたごめんなさいっっっ!!モグモグめっちゃ可愛いですwwww使わせて頂きます!!! (7月2日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - コメント失礼します。デイダラと二人でかき氷をもぐもぐする話はいかがでしょうか? (6月25日 21時) (レス) id: d5820d3e3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルクコーヒー | 作成日時:2023年6月12日 23時

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