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『･･･？みんな揃いも揃ってどうしたの』
「なんだよ!!先越されてんじゃねーか角都!!
あんな便所クセェとこ寄ってっからだよ！」
「 うるさい黙れ飛段」
合流すると同時に口論し始めるヤツらや
「A大丈夫？傷は無い？」
『あ…傷だらけだよ』
「敵はどこ。殺しに行かないと」
小南に関してはセコム発動してんな…
「･･･、行くか…旦那」
「そうだな」
Aの手当は小南が何とかしてくれるだろう。
それなのに、名残惜しいと感じるのはなんなのか
何に対して名残惜しいと感じるのか･･、
無性に振り返りたくなり、
足を止めて振り返ろうとした
次の瞬間＿＿
『…デイダラ！』
[ボフッ!!]
「……ッ！？」
心臓が跳ねた。
Aが突然、オイラの背中に飛びついてきたのだ。
その瞬間に
モヤモヤとした気分がすっ飛んでいく。
(なんだ？この変な感覚は、)
どきどきと心臓が激しく鼓動し始める。
『デイダラ、』
「！
な…なんだよ、突然何＿＿」
『助けに来てくれてありがとう』
「…っ！」
Aから綺麗な笑顔を向けられ、
思わず言葉に詰まってしまった。
…激しい鼓動はまだ治まらない･･
「そりゃ、旦那にも言えよ…うん、」
『あ！そうだった
サソリもありがと
…飛段たちにも言ってこなきゃ』
(他の奴らは忘れてたのかよ、)
それに対して嬉しいと思う反面、
ここから離れて
飛段達の元へは行って欲しくないと思った
『飛段も小南も角都も！ありがとー！！』
「「「…！？」」」
って、ここから叫ぶのかよ！
さっきから驚きの連続で、
「くく…ははっ！」
思わず声に出して笑ってしまった。
『･･･！』
「……あ、」
『デイダラが…笑った…』
「…ダメかよ」
驚いた表情を浮かべるAに首を傾げると
『ううん！そんなとこも好き！』
…と言って、
Aは小南達の元へ戻って行ってしまった。
「･･、は？」
(好き？)
Aが軽く口走ったその言葉が
やけに頭の中でリピートされる。
「良かったな、両思いだぜ」
「え…」
(…両思い？ってなんだ？)
「……はぁ……今回でくっつくと思ってたが
Aも苦労してんだな」
その意味にやっと気づけたのは、
アジトに戻ってAに合流したときだった。
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end
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ハナ - 久しぶりのコメント失礼します。リクエストお願いできますか？ある事情で小さくなっちゃった夢主が暁の皆に可愛がられてるのを見ながら嫉妬するデイダラが見てみたいです！自分のペースで良いのでお願いします！ (9月4日 18時) (
レス) id: d5820d3e3c (このIDを非表示/違反報告)
ミルクコーヒー(プロフ) - ハナさん» レス遅れましたごめんなさいっっっ！！モグモグめっちゃ可愛いですwwww使わせて頂きます！！！ (7月2日 20時) (レス) id: f4edea90ba (このIDを非表示/違反報告)
ハナ - コメント失礼します。デイダラと二人でかき氷をもぐもぐする話はいかがでしょうか？ (6月25日 21時) (レス) id: d5820d3e3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクコーヒー | 作成日時：2023年6月12日 23時
