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in雲深不知処


「藍渙の嘘つき
掟を破ったから罰を受けるべきだ!」


「なら、Aも私にウソをついたから一緒に罰を受けよう」


「私は藍先生に許しを得てたから良いんです」


「宗主にウソをついたから駄目だよ」


「ん〜」


「A」


「なに?」


「私の妻になってくれるかい?」


「凄く急だね。やだ」


ニコニコ


「なぜ?」


「藍渙の傍に相応しくないから」


「それは誰かに言われたのかい?」


「ううん。自分で思っただけ」


「ならその考えを直ぐに改めてくれるかい?」


「え?」


「私はA以外の方を嫁に貰う気はないよ」


え?


「明日、縁談を持ち込んだ方々が来る
その時私とAが道侶だと伝えるから」


「ちょ、ちょっと待って!
私まだ妻になるなんて言ってない」


「なら今言ってくれるかい」


「え、、いや、、、今度で、、」


「Aに時間を与えると良くないという事が分かったからね。悪いけど今言って貰うよ」ギュ


「て、手を離してくれない?」


ニコニコ


(駄目だ。逃がしてくれる気はないらしい)


(どうする私。頷いてしまえば此処からは死ぬまで離れられない)


(でも頷かなければずっとこのまま)


(ん?どっちにしろ逃げられないのでは)


(!今は頷いておいて後で別れを切り出すのは)


「別れないよ」


「え?」


「道侶になった後に別れを告げられても別れないからね」ニコニコ


「そ、そんな顔に出てたかな」


「早く私の妻になると言って?」


(はぁ。もう引けないか)


(まぁ、藍渙の事は愛してるし支え合っていく自信もあるから藍渙が良いなら妻になってもいいかな)


(性格がちょっと難ありだけど)


「藍渙」


「なんだい?」


「貴方の妻になってもいいですか」


「勿論。愛してるよA」


「私も愛してます藍渙」









その後は縁談を持ち込んだ方々に説明をし、蓮氏に行き挨拶をした


蓮情には何故か安心され、蓮寧は祝福してくれた


薛洋は『やっとか』と呆れられ、阿瑤なんか『これから平和になる』と言われた。為せぬ


江氏にも挨拶をしたらやはり『安心』『平和』という言葉が出てきた


阿嬰にはこれからも一緒だと喜ばれ忘機もなんとなく嬉しそうに見えた


藍渙はウソをついて消えた事もあり前より目を離してくれなくなったし過保護が増した


清談会の時は連れまわされ、どうしても連れて行けない時は阿嬰に託していく

私は子どもか


「姐さーん。講義の時間だよー」


「はーい」

終わり ログインすれば
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ここね - 続きみたいです! (4月28日 17時) (レス) id: 7a25cd7170 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:落花生 | 作成日時:2023年1月24日 22時

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