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38. ページ38
はぁ？どういうこと？
俺ら今から本番なんだけど…
うちのスタッフから聞かされて、現場を覗いたら、スタッフの心無い言葉と彼女の…
"サム、かえりましょう…。"
っていう言葉だった…。
俺らの顔見て、真っ青になるくらいなら、言うなっつーの(苦笑)
「このアクシデントは、Aちゃんが、俺らの助っ人になってやってくれたことと、何の関係があんの？ねえ？」
そこにいたみんなが息を呑む…。
「俺には、ただのやっかみにしか聞こえないけどね。
あのままじゃ、あの日来てくれたファンのみんなに100%以上のパフォーマンスなんてできやしなかった…。
俺は、みんなでやり遂げられたコンサートだって思ってたのに…。
今、ガッカリだよ…。
1人だけじゃなく、そこで笑ってるヤツらみんな。」
Aちゃん達を責めてた、そこの責任者、周りのガヤ…が一瞬で空気が凍りついた。
そんな時…空気を壊すように彼女が話し始めた…。
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作者名：ぴーまん | 作成日時：2016年10月27日 0時
