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あなたside






やっと1日おわったーとか思ってたら担任に声をかけられる。





先 『杉野!わるいんだがこの後教室で資料まとめるの手伝ってくれないか?あ、もちろん1人じゃないから』




『ええぇ、、わたしですかぁ泣 まぁ良いですけど!』





先 『わるいな、じゃあ頼む!』







くっそーとか思いながら教室へと足を戻す。
あともう1人って誰なんだろ。






“ガラガラ”

教室のドアを開けるとそこには見覚えのあるきのこ頭の男の子が座っていた。






『え、草川くん?』




拓 『...先生が言ってたもう1人ってお前かよ』




『あ、うん。草川くんも頼まれたんだね、』




拓 『まぁな。早く終わらせて帰るぞ』








何この沈黙の時間すごく気まずい。
なんとかしてでもこの沈黙を破りたい








『草川くんってさ!すごいモテるよね笑笑』






やばいこんなことしか思いつかない。






拓 『...別に。』






朝から聞いたあのフレーズとおんなじだ。
にしても冷たいなぁ。会話終わったし。






『あっ、じゃー彼女さんとかは?いるでしょ!』




拓 『いない。てかそもそも女に興味ないから。あいつらが勝手にキャーキャー言ってるだけ』




『な、なるほど。笑』







こわいこわいこわいこわいこわい。
無表情であんなきついことサラッと言うのは怖いって。







拓 『.....全部言葉にでてる。』




『へ!?!?うそごめん!』




拓 『...別に。言われ慣れてるし。てか俺終わったから先帰る。』




『ん、あぁ、わかったお疲れ様!』




わたしの言葉は聞こえていないかのように無視し、
荷物を持ってそそくさと教室からでていく草川くん。
















なんか、思ってたより話しやすいけど怖いんだよなぁ。。

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作者名:ちゃ | 作成日時:2022年10月9日 22時

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