【あんスタ】害悪から身を守れ【漣ジュン】

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翌日＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


学校が終わり教室の掃除を真面目にしていたA。

その時、地下アイドルをやっているクラスメイトの女子……仮にB美としよう。

B美がAに近づいてきた。






「小海さん！今日の掃除もう終わらせていい？」

『え？どうして？』

「実はぁ、彼氏が車で迎えに来てくれてるんだけど……あ、ほら、門の前に止めてあるあの白い車！」







窓の外を見ると、白い車高の低い車にもたれかかりながらこちらに手を振っているサングラスの男がいた。

恐らくB美の彼氏であろう。下校中の生徒たちが何事かと手の振っている男の目線の先のB美を見ている。







『あぁ……じゃあ今日はもう掃除終わらせちゃおっか』

「ホント！？ありがとう〜助かる〜」

『あはは……じゃあ私がゴミ捨てを……』


「あ、いいよいいよ小海さん！俺がやっとくから！」

「おまっ、何かっこつけてんだよ」







我先にと男子達がゴミ袋を持ってゴミ捨て場に行ってしまった。







『あ、ありがとう……。じゃあ私も帰ろうかな』

「私もトイレ行ったら帰ろうっと〜

アイプチ取れてきたし……」







B美はそう言うと鞄から化粧ポーチを持ってトイレへ行ってしまった。







『(あの子、化粧詐欺で有名だからなぁ……

可愛いのに同年代には全然モテないよね。化粧がケバいせいか。勿体ない……)』

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