笑顔の裏の裏の裏【ツイステ】 (ページ19)

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「頭を使って獲物を追い込むのは狩りの基本だ。

卑怯でもなんでもねぇ」

「シシシッ！この学園は弱肉強食。イイ子ちゃんなだけじゃ生き残れねぇってことッスよ」

「寮長、あんたが本気を出せば十分ディアソムニア寮と戦えるはずだ！

３年前のあんたのプレイ、今でも覚えてる。俺は……っ！」

「新入りが知った口を利くんじゃねぇ！」

レオナは声を荒げ凄む。

「本気を出せ？馬鹿馬鹿しい。

本気になったところで、なにも変わらねぇよ。

……失せろ、明日の朝日が拝みたいならな」

「…………」

ジャックはそれ以上何も言うこと無く、レオナの部屋を出て行った。

「アイツ、危険ッスね。オレ、やっちまいましょうか？」

「まぁ、待て。どうせアイツがクロウリーたちにチクったところで証拠はなにもない。

それに、アイツの能力は潰すには惜しい。

A、アイツの動向だけしっかり見張っておけ」

『お任せあれ』

そう言うとAとラギーはレオナの部屋を出て行った。

「……チッ、あの１年坊……

兄貴みてぇなこと言いやがって」