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初仕事 ページ25

爆弾魔「すンませんでした!」

場所は変わり、此処は事務所の下にある喫茶店で勇貴と敦は爆弾魔の少年から謝罪を受ける。

敦(この人、意外といい人だ。)
勇貴(どっかで見たことあんだよな…)

爆弾魔「自分は谷崎潤一郎ていいます。
探偵社で手代みたいなことをしています。」

勇貴(谷崎潤一郎…)


「あぁああああああああ!!!!!」

勇貴が突然大声を出す。

「お前、潤!?」

全員((え、知り合いなの?))

谷崎「久しぶり、勇貴。」
勇貴「ということは、そっちの娘は…」
「ナオミですわ!」

勇貴「小学校卒業以来じゃん。元気にしてた?」

…周りが空気←

敦「あの、ホントに兄妹なんですか?
それにしちゃ、顔立ちや髪の毛の色が全然似てない気が…」

ナオミ「あら、お疑い?
ちゃんと、血の繋がった兄弟ですわ。此処とか、本当にソックリで…」


国木田と敦が無言の会話をする。
(こいつ等には深く追求するな)
(あ、ハイ)

勇貴「お前ら、同居してんの?
昔から思ってたんだけど、色々(・・)大丈夫?」

((え、何を?))

?「こら、勇貴。人をからかうんじゃねぇやで。」ペシッ

勇貴が後ろから、長髪の金髪碧眼で関西弁を喋る外国人に伝票で頭を叩かれる。

勇貴はその人物を見て驚く。
「なんで、此処にいんの?
  也の兄貴!」

全員「「ヘ? お兄さん?」」

?「久しぶりやな。修。」
関西弁の外国人は今度は太宰にかな

太宰「え? その関西弁といい、その呼び方! 真逆、勇也!?」

勇也「ども〜」



状況を整理できていない国木田が苛つき、
「誰か、此の状況を説明しろぉおおおおおお!。」


勇也「僕は勇也言うて、勇貴の兄で、太宰とは友人どす。」

敦「そうなの?」

勇貴「皮肉にも血の繋がった兄です。」
机に突っ伏している。

勇也「皮肉言いな。」(訳:皮肉言うな。)

太宰「え、髪の毛、染めたの?」
勇也「ああ、あれね。髪の毛ぇ真っ黒に染めとったんやけど、3年前に辞めたさかい、此方地毛なんやで。」

国木田「」



敦「あ、勇貴も染めてるの?」
勇貴「これ、地毛」


勇也「兎に角、ゆっくりしていってや。そうや、修。」
太宰「?」

勇也「ツケ、溜まってるんやって?
ちゃんと払うてみぃ。 ええーな?」
(訳:ツケ、溜まってるんだって?
ちゃんと払えよ。 いいな?)


太宰に圧を掛ける勇也であった。


敦は話を変えようと、国木田と太宰に
「そういえば、御二人の前は何をされてたんですか?」

設定 その伍→←敦、Happy Birthday! 


  • 金 運: ★☆☆☆☆
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黒猫(プロフ) - 福沢諭吉の異能力は〈人上人不造〉です。 (2021年1月24日 11時) (レス) id: 8e4d138be6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MAOU | 作成日時:2019年4月13日 0時

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