敦、Happy Birthday! ページ23
うーん、一応、本編に関係ある番外編ですね。
夢主がでてきます。
敦の視点でお送りします。
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今日は僕の誕生日だ。
でも、誰にも祝ってもらったことは、あの日迄無かった。
僕は、運動時間に孤児院の森ヘ行く。
院長先生のボウ力で行けない時もあったけど、彼女は全てを見透かしているのか、僕が来れる日に僕の傷を手当してくれた。
僕が彼女に出会ったのは、3年前だった、何故来たのかは忘れたが、紫の髪の人も一緒にいた。
彼女は僕と同じ歳で、彼女といると心が暖かくなって別れる時が寂しい。
「A!」
「あ、敦。」
彼女は病弱だったらしく、3年間、家で療養していたらしい。
彼女はクリスマスと僕の誕生日に何が欲しいと毎年聞く。
僕は何もいらないと言う。
もう、貰ってるから。
君の側に居たい。
でも、もう少し我儘になって良いのなら、
1人の男として君の愛が欲しい。
もう僕は15になったんだよ。
名前と年齢以外にも、もっと君のことが知りたい。
だからね、と
僕は普段、ヘタレだけど誕生日なのか、神様にほんの少しだけ勇気を貰って、
彼女の唇にそっとキスをした。
彼女から、親愛の意味で額に貰っても、愛情の意味で貰ったことはなかった。
彼女は驚いていていた。
逃げようにも、僕が後頭部を右手で彼女の右手を左手で逃げれないようにする。
苦しくなったのか、左手で僕の胸を叩いてきた。それでも、手と唇を話さなかった。
僕はヒョロくても男だから、彼女を抑えるには力は十分あった。本能の侭になって、彼女の綺麗に並んだ歯をなぞったり、彼女の舌と絡めたりした。
彼女が酸素を求めて、閉じていた唇を開いた時に自分の舌を入れる。
いやらしい音がして、彼女の腰が抜けて唇が離れると、何方のか分からない銀の糸が垂れた。
「〜〜ッ//、敦の馬鹿ぁあああ!!! 初めてだったのに!!」
顔を赤くして逃げていった。
僕は少々強引にとはいえ、彼女のファーストキスをもラッたのだ。
それは嬉しかったけど、彼女がもう来ないかもしれないと思うと怖くなった。
だけど、
彼女は来てくれた。
顔を背けたりとかされたけど、僕がキスする時、受け入れてくれた。
彼女とは、それ以上の事にはなることはなかった。
そして、2年後に彼女は来なくなった。
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黒猫(プロフ) - 福沢諭吉の異能力は〈人上人不造〉です。 (2021年1月24日 11時) (レス) id: 8e4d138be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MAOU | 作成日時:2019年4月13日 0時