【文スト】君とは? (ページ22)

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説教ページ22

勇貴が敦に説教する。

此の時、敦は此れが入社試験だったことを知る。

しかし、勇貴の説教は太宰でも、予想不可能だった。

？「その通り。」

事務所の奥の方から、威厳と気迫の武道修めている者の特有の声が響く。

「太宰達から有能たる若者達がいると聞き、その魂の真贋、試させて貰った。」
(福沢諭吉
　45歳
　身長186cm
　誕生日1月10日
　血液型B型
　異能力【人天人不造】
　元政府お抱えの暗殺剣士。
　ついた異名は『銀狼』

太宰「いやぁ、敦くんを市の指定猛獣だから、保護すべきか、社内で揉めてね。」

勇貴「で、その組織の長である福沢社長の鶴の一声でこうなったと。」

太宰「そゆこと。」

福沢「そして、久しいな、勇貴。赤ん坊の時以来だな。今、問おう。勇貴、お前と兄である勇叶は同じか?」

勇貴「福沢社長、その質問は愚問だ。叶(かなえ)の兄貴は全くの別人だ。俺に叶の兄貴と同じ働きはできません。」

国木田「社長、結果は?」

福沢「太宰に一任する。」
太宰「おまかせを」

太宰「さて、二人とも入社おめでとう。」

勇貴「お役に立てて良かったです。」

国木田「小僧共、恨むなら太宰か、斡旋人を間違えた己を恨め。」

敦は無理だと言うが、太宰が軽く脅して解決する。

後ろでは、爆弾魔と人質の兄妹がイチャついている。