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少年と少年2 ページ3

二人の青年は川の岸に座って話している。

敦「じゃあ、勇貴くんは僕と同い年なんだ!
1つか2つ年上かと思った!」

勇貴「呼び捨てでかまわないよ。なんかね、大人びてるとよく言われる。」

そんな、年相応な話していると、川の中に…

敦/勇貴「「え?」」

人の足が二本立って流れていた。

勇貴(え、ちょっと待って。人の足? 絶っ対、本体も一緒だよな? この状況で流れてくるとしたら、彼奴しかいない。てか、彼奴しかいないわ!!!)

敦「ちょ?助けないと(勇貴「いや、いい。」え?」

勇貴「おそらく(というか、きっと)、自サツ願望者だ。そっと、しておこう。」←手を合わせている

そんな茶番が続けくが、足は徐々に沈んでいく。

敦「…えい!」
ジャパンッ

勇貴「おい、敦!」
  (おいおい、俺の18年間という短い人生経験の中で関わっちゃあかんのに…)

−数秒後−

敦が川に流されていた、外套の男性を岸に引き上げた。

勇貴「敦、乙」
敦「見てるんだったら、手伝ってよ!!!!」(怒)

勇貴「…その人、もう末期だから」
にこやかな笑顔でサラッと毒を吐く勇貴に敦は恐怖を覚える。

 その時、ビクンッと男性の体が揺れた。

敦「あ、あの、川を流されていましたが、大丈夫ですか?」

男性は敦に礼を言わず、舌打ちした。

敦(え、今この人、チェて言った。)

?「君たちかい? 私の入水を邪魔したのは。」

敦「じゅ、入水!?」

?「そ、入水。つまり、自サツだよ。」

勇貴(生命力がもはや、ゴキレベル)←
 

?「とわいえ、私はクリーンな自サツが信条だ」

勇貴(普通はここでお詫びに奢るとかだけど、…)

敦の腹が盛大になる。

?「おや、少年。お腹が空いているのかい?」

敦「はい、ここ数日何も食べていなくて…」

また、腹がなる。
しかし、敦ではない。

外套の男である。

?「奇遇だね。実は私もお腹が空いている」

敦←期待の目
勇貴←敦を哀れむ目

?「だけど、財布は川に流された。」

敦 ガクッ
勇貴(アホ)

?「というか、君、勇貴くんじゃないか!
4年振りだね。昔より背が伸びているじゃないか。お兄さん達に似てきたね。そのうち、私の背を追い越しそうではないか!」

敦「え、知り合い!?」

勇貴(敦よ、そんなさげずむような哀れむような目で俺を見ないでくれ。)
  「ハァ、


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黒猫(プロフ) - 福沢諭吉の異能力は〈人上人不造〉です。 (2021年1月24日 11時) (レス) id: 8e4d138be6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MAOU | 作成日時:2019年4月13日 0時

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