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__月のない、墨を流したような夜。
唯一の灯りである星は、遠くから聞こえた蛙の声に今でも揺さぶられそうだった。其の僅かな光を通して、川越しに映る人影と睨めっこを交わす彼女が見える。

如何したものだと俺が近付く前に、映る人影が鷹揚に動くのを捉えた。


__ぽた、ぽた。
大粒の雫が水面を揺らし、川全体に広まる。


「おい、手前__」

「××××××、×××××」


彼女が何かを発すると同時に、金属音を伴った破裂するような音が響いた。其れが銃声だと理解すると、胸元から溢れでる液体の量から既に手遅れだと悟る。



__嗚呼、今日も君が死に行く夢を見た。



 *


はじめまして、Carolと申します。衝動書きです。


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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 中原中也   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:Carol | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/m1771191452/  
作成日時:2017年3月8日 19時

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