死が無いオカルトマニアと理事長〜死世からただいま〜

両手を合わせて握り潰す ページ20

「何を仰る！ 萌え……つまり女体の中で貧乳の癒しは計り知れず。貧乳萌えは一時期百合のように引かれていましたが、私の好みのド貧乳で抉れた様な地平線を描くまな板。まさｍ、ホゴァ！」

「正直に言えと言ったが、そこまで正直に言わんでよろしい！」

　私達は、賭け事をして、お互いの本心を正直に言いあうと言う条件の元、合意でやっている。完全に運試しのオモチャ。そう、二人ともできないけん玉のあの先っちょに入れられればよしとのルール。

　お互いにけん玉がてんで、ダメで本当に運試しになっているんですよ。交互に何回かやって100回前後くらいで、やっと今私が入れられて、何気に気になってた……メフィストの本当に私に告白しようとした理由が……。

「正直に言えと言われたのに、女心は荒くれる日本の天気のように予測がし辛い。そのコロコロ変わる表情と考えが面白い。一部頑固で強情でしかたないですが」

　こいつは、全く褒めるか貶すかどっちかにしろと、私はメフィストを叩く態勢に入って、手を振り下ろすが、避けられその勢いを利用して、メフィストにお姫様だっこをされてしまった。鮮やか過ぎて現実離れした鮮やかさ、悪魔の握力と力強さがあるからこその、流れる抱かれ方。

「さて、次は貴方の本音を聞かせてもらいましょうか」

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