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147 - リクエスト ページ37

【みるたそさんリクエスト】 愛と嫉妬





A
「痛い、痛いってば悟!」


手首を力強く握られ、家まで連れてこられた。
ドアを閉めるや否や、体を壁に押し付けられる。


五条
「Aさぁ、俺のものっていう自覚ないワケ?」


A
「はぁ!?」


五条
「男とあんな距離縮めてさぁ。」
「挙句の果てには連絡先交換?」
「明らかに好意持ってんだろアイツ。」


A
「そんなのわかんないし!」


五条
「はぁ?」
「嘘つけよ。」


私の脚の間に、悟の長い脚が無理矢理割り込む。
首筋に顔が埋められ、チクリと赫い痕が残される。


A
「ちょっと!」


五条
「うるせぇよ。」


A
「んっ…!」


無理矢理キスをされ、口が塞がれる。


五条
「お前は俺のもんなの。」
「わかる?」


A
「わかったから…!」
「わかったから離して!」


五条
「嫌だ。」


それはまるで小さい子供のワガママのよう。
クシャッと顔を歪め、蒼い瞳がゆらゆらと不安げに揺れる。
そんな顔をしなくても、私はどこもいかないのに。
完璧で欠点なんかない悟が何をそんなに怖がるのだろうか。
いつものように自信たっぷりで言えばいいのに。


A
「ねぇ、悟。」
「私が悟以外の所に行くと思ってんの?」


五条
「………ごめん。」


深い溜息と小さな言葉を発して、ポスッと私の肩に頭が乗せられる。
ふわふわの髪の毛が頬を撫でる。


五条
「…余裕なかった。」


A
「余裕?」


五条
「僕より恵とか歳の近い子の方がいいのかなって。」


A
「それ今更言う?」


そんな事を気にするなら、元々付き合ってないわ。
この人も案外気にするんだな。意外。


五条
「後、Aが鈍くて見ててイラついた。」


A
「えっ!?」


五条
「明らかに好きオーラ出てんのに気づかねぇし。」
「距離感近いし。」


A
「距離感近いのは悟のせいじゃない?」
「悟が近いからそれでもう慣れちゃってるんだよ。」


悟は、そうか。と、言って私の頭をワシャワシャと乱暴に撫でる。
さっきまでの不安げな瞳はどこかへ行ったようだ。


五条
「…でもやだ。」


A
「えー。」





悟が距離感近いせいなのに。

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mito(プロフ) - みんとさん» こちらこそありがとうございます!他にもリクエストありましたらお願いします! (2021年2月25日 21時) (レス) id: bf0506b15b (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - mitoさん» ありがとうございます!! これからも応援します!! (2021年2月25日 21時) (レス) id: 10875fa8fc (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - みんとさん» リクエストありがとうございます!!五条家の落し物4で書かせて頂きます! (2021年2月25日 20時) (レス) id: bf0506b15b (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - 突然すみませんm(。>__<。)m五条先生へのプレゼントを恵くんか虎杖と買いに行っているのを五条先生に見られて、喧嘩しちゃうのとか見たいです……!! (2021年2月25日 20時) (レス) id: 10875fa8fc (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - みるたそさん» いえいえ!ネタ切れになりつつあるので、リクエスト下さると本当に助かります!他にも何かありましたらお願い致します!笑 (2021年2月23日 16時) (レス) id: bf0506b15b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mito | 作成日時:2021年1月29日 5時

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