突然ですが人質にされました【桃】 (ページ2)

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your side

いやはや…推しと転生してしまうなんて物凄い事をしてしまったな私、、

「大丈夫そ？手錠……腕痛くない？」

『腕は…痛く無いんですけどさとみくんの笑顔見てると死にそうなので、、てかもう死んでますむり…』

「ふっ、大袈裟な…笑なんだったらお年頃の子が俺といるって思うと俺まで心臓バクバクしちゃうから…ね？」

いやいや無理です説得力ありすぎて泣きそう(？)

「てか牢獄って寒…手縛られてたら凍結死するだろ、」

＿「お前ら、静かにしないのか。」

「え、別にルール無いっしょ」

＿「ルールは無いが普通は静かにするだろ。」

「いやルール無かったら静かにする必要無いから喋ってていいじゃないすか。」

『いやまぁ…反論すると悪い印象持たれる……』

うちコミュ障だからこんな事言えないよ？！やっぱ有名人ってなんか違うよね！！

＿「ボスに悪い印象持たれても知らねぇぞ」

「てか、ここどこ？俺らあの…なんだっけ？エミール？」

＿「ルミーネ伯爵だ！！お父上の名前を間違うとはどうやって育ったのだか…、」

「だから俺らその…ルミーネって奴の娘息子じゃ無いわけ。人質にすんのはまぁ…しゃーないとしてそのルミーネって奴は知らねぇ。」

＿「はぁ…。別人のフリしても無駄だぞ。お前らの写真なんか皆持ってるんだから。」

『……は？』

うちら転生してきたばっかだよね？！

それか…もしかしてこっちの世界の歴史が変わった？私たちの姿がルミーネの娘息子の姿に変わっちゃった…？

なら現実の私の姿はルミーネの娘さんの姿に変わっちゃってるんだ、、

「なら、その写真とルミーネっていう人を連れてきてみろ。」

＿「本当に覚えてねぇのか？まぁいいさ。持ってきてやるよ。」

神様…私と推しが無事に戻れますように…。