２話【雲雀さん】 ページ4
綱吉side
空園さんは女子に囲まれ質問攻めになっていた
獄｢女子に囲まれてるッスね｣
武｢報酬がなきゃ話さないって凄いことだよな｣
綱｢そうだね…｣
報酬ってお金のことだよね…
またマフィアだったら嫌だな…
そう俺が頬杖を書いて空園さんを見ていると
ガラガラ…
この並中の支配者、雲雀さんが入って来た
綱｢ひ､雲雀さん!!｣
雲｢ねぇ… 転校生って誰の事｣
｢……………｣
辺りは静まり返った…
そりゃそうだよ…雲雀さん怖いもん…
そんな静寂の中
シ｢あーはいはい
ボクでーす｣
と、呑気に空園さんは手をあげ存在を主張した
雲雀さんは空園さんに近づき
雲｢君…何で制服じゃないの?｣
と質問した…
しかし空園さんは…
シ｢えー質問かな?
なら何か報酬欲しいな｣
と返した
殺されちゃうよ!!
俺の心配を知らすにさらに続けて
シ｢まぁお金じゃなくても物や権利､許可でも
ボクの利益になるなら何でもいいかな
ねぇ雲雀恭弥サン♪｣
と雲雀さんのフルネームを口にした
え…?何で知ってるの?
雲｢何で僕の名前知ってるの?｣
雲雀さんは殺気を出している
空園さんは立ち上がり雲雀に近づいた
シ｢内緒♪｣
と無邪気な声で雲雀さんの口に自分の指をつけて笑った
もちろん雲雀さんは怒るわけで…
雲｢君…生意気…｣
トンファーを空園さんに降り下ろした
しかし、骨に当たるような音はせず無音だった
さっきまでいた空園さんもいなかった
綱｢あれ?いない!!｣
シ｢こっちだよ｣
空園さんの声がした
雲｢!!｣
その声に反応した雲雀さんは振り返った
しかし…
シ｢バーン♪｣
机の上に立ち、人差し指を雲雀さんの額に当てながら笑った
シ｢何てね♪ボクが銃を持ってたら君死んでたよ♪
ボクの勝ちだね♪｣
雲｢でも君にも隙はあるけど｣
雲雀さんはトンファーで空園さんのフードを上げた
シ｢あ｣
雲｢蛇の刺青…｣
空園さんの目辺りには蛇の刺青があった
顔を見られた空園さんは頭をかきむしり
シ｢あーあ見られた…
でもまぁいっかタダで教えてあげるよ
刺青じゃなくて【あざ】
生まれつきあるの
不思議だろ♪｣
雲｢ふーん…
君名前は｣
シ｢空園シアル
よろしくね恭弥サン♪｣
また、クラスが騒いだ
だって雲雀さんを名前呼びにしてるんだもん…
雲｢そう…」
雲雀さんは教室から出ていった
シ｢あり?行っちゃうのか?｣
また静寂がクラスを包んだ
獄｢何なんだ?あの女…｣
獄寺くんの言う通り…
あの子いったい…
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こむむん - すっごく面白い作品でした!!更新頑張って下さいヽ(￣▽￣)ノ (2015年1月24日 17時) (
レス) id: 3400672e6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛龍 | 作成日時：2013年7月25日 21時
