恋をするということ２【緑間真太郎】

流星群 ページ34

本日日曜日・・





向かった先は翔さんとの待ち合わせ場所。





なんだかんだで毎日のようにメールが来るが・・





そのほとんどがくだらない事だ。





例えば・・





［Aちゃんー・・授業つまらーん］





とか・・





［俺の昼！］(←画像付き)





・・など





その日一日の彼の行動を報告してくれる・・(←非常に迷惑)





でも・・





悪い人じゃない・・チャラいけど(笑)





you 「ここだ・・えっと・・翔さんはっと・・」





日曜日なせいか沢山の人がいる・・





辺りをキョロキョロしている私に・・





トントン・・





後ろから肩を叩く人・・





・・翔さんだな？





その手には乗らんぜよ！





you 「はい・・ってなーに後ろからそんな事するんですかっ！？」





と・・勢いよく振り返ると・・





ﾓﾌﾞ男 「どうも！」





・・・誰だ？





というか・・完全に間違えたな！？私っ！





you 「ごめんなさい・・私間違えちゃったみたい・・で？・・ってあの？」





翔さんの方を叩こうと出した手を掴まれたままな私。





ポカーンとした顔で相手を見ていると・・





ニコニコしながら見返す相手・・





you 「あの・・離してもらえますか？」





手に視線を移しそう言ってみるも・・





男 「嫌・・かなぁ・・(笑)」





・・なんだと！？





you 「何を言っているん「離せよ・・」」





頭の後ろから声が聞こえた。





この声は・・





翔 「この子俺の連れなんだよね・・その手離してくんね？」





毎度毎度・・





これが緑間君だったら緑間隕石が・・





トントントントン・・





緑間隕石ほどではないが・・





今、私の頭に流星群の様なものが落ちてきている。





you 「翔さん・・これは一体なんですか？」





私の頭を翔さんの手がトントントントン・・





止める気配はない。





翔 「ん〜・・待ち合わせ場所分からなくなっちゃったかと思って脳の活性化を図ってみた」





・・何！？





そう言えば若干息が切れてるような？





you 「ここ・・待ち合わせの場所ですよね？」





翔 「いや・・道の向こう」





道の向こうを見ると確かに指定された店舗あり。





こちらは・・





非常に似ている店舗・・あり。





you 「間違え・・た・・かも？」





翔 「かも・・じゃないね・・でもまぁ見つけられて良かった」





返す言葉もございません！

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