story 103 -EH- ページ9
｢リョウギ？｣
RW｢⋯⋯ヒョン｣
｢どうした？｣
イェソンヒョンの部屋の前で
固まってるリョウク。
今にも泣きそうな顔をして。
RW｢ウォニヌナが来たんだ｣
｢え？いつ？｣
RW｢今、中にいる｣
｢それで？｣
RW｢ヒョンが⋯イェソンヒョンが
見た事ないくらい怒ってた⋯⋯。なんでかな｣
｢別れたんだ｣
RW｢⋯⋯え？いつ？なんで？｣
｢わかんね｣
とにかくココには居たくなくて
リョウクを連れて
病院の中にあるカフェに向かった。
コーヒーを2つ頼んで
席に着くと
斜め前に見たことある男が⋯⋯。
ん？この前ヌナと一緒にいた⋯。
男｢コーディネーターのパクと申します｣
女｢お世話になります｣
コーディネーター？
なんだ？
｢なぁ、リョウク｣
RW｢なに？｣
｢コーディネーターってなに？｣
RW｢病院にいるコーディネーターなら
移植とか、海外での手術とかの
サポートしてくれる人じゃない？｣
｢移植？海外での手術？｣
ヌナが？
思わず立ち上がり
その男に近付くと
肩に手を伸ばした。
男｢な、な、なんですかっ？｣
｢ヨン ウォニを知ってますか？｣
男｢え？⋯ヨン先生の事ですか？知ってますけど⋯｣
｢ヌナは何の手術でアメリカに行くんですか？｣
男｢⋯⋯それは、言えません｣
｢お願いします。教えて下さい｣
男｢患者さんの個人情報ですから｣
でも、間違いない。
ヌナは病気なんだ。
だからヒョンと別れて
アメリカで手術を受けるんだ。
｢ヌナには俺から謝りますっ!!
お願いしますっっ!!｣
男｢困ったな⋯⋯｣
｢お願いしますっっ!!｣
男｢詳しくは話せませんが⋯かなり悪いようです｣
｢悪い？｣
男｢⋯⋯はい｣
｢手術すれば治るんじゃないんですか？｣
男｢⋯⋯⋯｣
なんで返事をしない？
手術しても治らないからか？
黙っておけない。
イェソンヒョンに教えなきゃ。
story 104 -YS-→←story 102 -WH-
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 544人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さるるん(プロフ) - りんさん» 長らくお付き合い頂いてありがとうございました<(_ _*)>毎話、更新する度にコメントを頂いて、あぁ読んでくれてるんだなと実感しつつ嬉しかったです。また次の作品もよろしくお願いしますね☆ (2017年3月22日 23時) (
レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - やーさんさん» コメントありがとうございますっ<(_ _*)>次回作を構想中です。また是非お立ち寄りください。 (2017年3月22日 23時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - さるるんさんありがとうございます。お疲れ様でした。ヒョクチェの優しいところ、良かったです。ジョンウン、ウォニ登場も楽しみました。(*´-`) (2017年3月22日 8時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
やーさん(プロフ) - ヒョクちゃんとヒロインちゃん、ちゃんと通じ合えて良かった！兄さんカップルもハッピーエンドでホッとしました(//∇//)毎回更新が楽しみでした(^-^)可愛いお話し、ありがとうございました♪ (2017年3月22日 8時) (レス) id: da96cf2f67 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヌナ、ジョンウンヒョン、2人が共に過ごしてきた、色々な事が、アドバイスの糧になってる(*´-`)ヒョクチェ、ヒロインちゃん頑張らなきゃね〜(*´-`) (2017年3月21日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さるるん
| 作成日時：2017年2月5日 21時
