９話 ページ11
あの戦いから数日がたった。
今でも山本くんのことを思い出す心臓の高鳴りが止まらない。
彼の勝負にどうしようもなく惹かれるんだ。
体中が熱いと感じる。
今日は学校はお昼からだったな。
走って体冷やすか。
外に出ようとしたその時、携帯が鳴った。
相手はハル。
あ もしもし。どうした、ハル。
ハル あ、Aちゃん。実は、今日みなさんにお守り渡しに並盛中に潜入するんです！
だから、Aちゃんも来れたらなーって思いまして。
並盛中か。じゃあ、山本くんに会えるかな。
あ じゃあ、僕も行くよ。
ハル わかりました！では、並盛中の前で会いましょう。
電話が切れた。
それでは、行くとするか。
僕がいるのは、並盛中学の屋上の扉の前。
ハルや、イーピンちゃん、フゥ太くん、ビアンキさんもいる。
ハルが扉を開けた。
ガチャ
ハル ツナさーん！！
ハルが大きく手を振り上げる。
ツナ ハル！？なんでおまえが！？
ツナくんはとても驚いているみたい。
表情がコロコロ変わっておもしろいなあ。
ビア ほら、行きましょ、A。
あ はい。
ビアンキさんに声をかけられたので、私も屋上に入る。
ばぁんっ
ビア 殺しに比べればちょろいもんよ。
フゥ ツナ兄！！
ツナ おまえ達まで〜！！
僕たちは一斉に登場！
みんなでワイワイ騒いでる。
あ ごめんな、ツナくん。僕もハルに誘われておもしろそうだから、来ちゃった。
ツナ 若王子さんまで〜。
こういう楽しいやり取りいいな。
共学にすれば、よかったかも。
まあ、ハルに会えたからこれはこれでいいけどね。
あ あ、そうだ。京子ちゃん。
京子 どうしたの、Aちゃん？
あ まだ、みんなにお守り渡してないんだよね？
京子 うん。まだ、ツナ君だけ。
あ じゃあ、さっさと回っていいかな。あまり、長居すると、見つかるリスクも増えるし。
ハル まだ大丈夫じゃないですか？
あ うーん。じゃあ、分けてやろう。僕、山本君の分渡すから、獄寺君の分頼んでいいかな？
ハル え、なんで、山本さんの・・・
ビア ふふ。いいわ。いってらっしゃい。
山本君のお守りを手渡された。
あ じゃ、いってきます。
走っていけば、早く見つかるよね。
ビア あの子も恋しているのね。
ハル え！？Aちゃんが！？
京子 わあ、素敵だね！
ハル はい！応援したいです！
続く (更新停止中)
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音々(プロフ) - 面白いです!!だから更新してください明日待ってます!! (2014年8月7日 23時) (
レス) id: 9f9dae6ddb (このIDを非表示/違反報告)
とある小人 - 面白いですね！ワクワクしています♪ (2014年4月24日 12時) (レス) id: 50b0e899f0 (このIDを非表示/違反報告)
サナ(プロフ) - シーナさん» ありがとうございます。これからもがんばります。 (2013年7月30日 22時) (レス) id: 2e360885a2 (このIDを非表示/違反報告)
シーナ(プロフ) - はじめまして！シーナと言います！
読んでいて凄く楽しくなりました♪更新頑張って下さい！ (2013年7月30日 14時) (携帯から) (レス) id: 4824d8ca4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サナ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hsuek/
作成日時：2013年4月17日 0時
