【銀魂】人生の道を選び直したツンデレラ【沖田総悟】【浪士組〜真選組の誕生編】

No.164　happy birthday !! ページ11

happybirthday!!!Aちゃん。




番外編……………↓
12月29にち
貴「明日は非番か……何しようかなぁ…」

沖「何処ぞの男等に喰われてろよ。」
貴「ッ………あっそ。じゃぁ明日でさよならね。」



翌日。１２月３０日

今日はAの誕生日。

真撰組一番隊隊長。沖田総悟は、朝からセカセカとしていた

昨日の夜、気付いてやれなくて、後悔をしていた

見回りはいつものようにサボり。
いや。サボり……とまではいかない。

理由があったから。

私服で、どこか素っ気ないイメージで簪店に入っていく

銀「よぉ、総一郎君。元気?」

沖「うわ……………最悪……………




………旦那?何でこんなところにいるんですかィ」


銀「なんだよ居ちゃ悪いか。って言うか何、

最初のうわ、と最悪って。

小声でいってたけど、聞こえてるんだからね」


聞こえてんなら、察してくだせぇよ。

声に出さず、呟いた。


沖「旦那?気付いてんなら……察してほしいんですけどねィ

今日は、あんたの義妹(いもうと)の誕生日ですぜィ」


銀「そうだったな。って、あ。そう言うこと。」
沖「旦那。」
銀「うん?」
沖「今ですかィ?」
銀「いま、だけど……?」


沖「旦那、彼奴に、簪って似合うと思いやすかィ?」


沖田の手には、銀色の簪が握られていた


銀「どうだか。

今つけてる簪だって、お前等が武州にいたときあげたやつだろ。


俺はお前が、あいつを傷つけねぇならそれで良い。

あいつに2度と孤独を思い出させなければ良い。

あ、去年みたいに抱くとかそーゆうのは読者が呆れちゃうから。

今年は別パターンでww」



手に取っていた銀色の簪を、沖田は置いた。




沖「そうかい旦那。じゃ、物じゃなくて良いや。

形がなくても、在るもんは在るんで、俺にゃ。」





その日の晩



貴「あら帰ってきてたの。

何処ぞの女達を喰ってるんじゃないかと思ってた。」


そのまま部屋に帰ろうとするAを抱き寄せた


貴「誰の許可貰ってこんなことしてんのよ。」



抵抗はしようとしない


沖「俺からの、プレゼント。


形がなくても、在るもんは在るんで。


受け取ってくだせぇ。」



貴「一生恨んでやる。


ありがとう。」

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